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女子大生発、子宮頸がん征圧ムーブメント『結』、2010年スタート! [こども家庭福祉]

2009年1月10日(日)の活動日記その2)

● 女子大生発、子宮頸がん征圧ムーブメント『結』、2010年スタート!

 1月7日の活動日記にも書きましたが、

 フジノは今、子宮頸がん征圧の為に活動を続けている
 女子大学生グループ『結(yui)』と一緒に走りまくっています!

 何故ならば、子宮頸がんは
 がんの中でただ1つ、予防することができるのです。

 予防ワクチンの接種と定期的な検診を受けることで
 『過去の病』にすることができるのです。

 救うことができるはずのいのちの多くが
 日本では政治・行政の努力不足で損なわれています。

 そんな我が国でも黙っていることはできません。
 今すぐできることから行動していくことで、いのちを守りたいのです。

 だから、今年は『結(yui)』のみなさんとフジノでタッグを組んで
 横須賀市内でいくつかの取り組みに挑戦していきたいと考えています。

 これまで『結(yui)』は単独でも大きなイベント
 独力で成功させてきましたが、

 こうした形でのコラボは初めてです。

 ついに明日は、そのコラボ活動の第1弾です!

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 そこで今夜は最後の打ち合わせに
 『結(yui)』の活動拠点(渋谷にあります)へ行ってきました。

 フジノだけでなく、『EDUKEN』代表・岩本くんも一緒に来てくれました。
 明日に向けて最後の打ち合わせです。


 (画像:右・『結』の臼井代表、左・『EDUKEN』の岩本代表)
10yui1.jpg

 より良い教育を考えて実践している大学生たちのグループである
 岩本くんをはじめとする『EDUKEN』のメンバーは
 昨年10月にカフェトークに来てくれて以来、

 子宮頸がん対策にも深い関心を持ってくれていて
 フジノにとって本当に心強い存在になっています。

 恋人に子宮頸がん検診の受診をすすめてくれたり、
 予防ワクチン(昨年12月22日からようやく販売スタートしました)の
 接種をすすめようとしてくれています。

 彼らもまた『結』と同じく、同世代の問題として
 リアルな想いで関わってくれています。

 そこで、コラボ第1弾に一緒に協力してもらうことになりました。
 本当にありがたいことです。

 政治と行政が届かない・足りない部分を
 未来ある若い力が打ち破っていくのです!

 (画像:左から、鈴村代表、川本さん、椎名さん)
10yui2.jpg


 『結』メンバーのポジティブエネルギーは、
 必ず現状を変えていくとフジノは信じています。

 こんなに可愛らしい大学生たちなのですから
 学業に恋愛にアルバイトに大忙しなのに

 1月に入ってから年始も3連休もカンケーなく、
 第1弾の活動に向けて毎日がんばってくれています!

 (画像:左から川本さん、椎名さん、『EDUKEN』代表・岩本くん)
10yui3.jpg

 フジノは次の仕事があったので、
 2時間半で打ち合わせを抜けなければならなかったのですが

 フジノが横須賀に戻ってからも
 びしばし留守電とメールが入っていました。

 明日も当初の集合時間を早めて横須賀に集まって
 万全の準備にがんばる予定です。

 どんな活動を行なうかは明日が成功に終わってから報告します!

10yui4.jpg


 明日、横須賀市内で『結』メンバーを見かけた時は
 どうかみなさま、ご協力をよろしくお願いします!

 『結』のみんな、『EDUKEN』のみんな、一緒にがんばろう!

 明日の当日のフジノは見守ることしかできませんが
 こころから成功を信じています!

子宮頸がん検診の受診率アップをめざして/『結(yui)』とフジノの挑戦、スタートです! [こども家庭福祉]

2010年1月3日(日)の活動日記その1)

● 子宮頸がん検診の受診率アップをめざして/『結(yui)』とフジノの挑戦、スタートです!

 昨年12月17日に横須賀を訪れてくれた
 子宮頸がん予防・検診啓発プロジェクト『結(yui)』のみなさんとの意見交換の様子を
 神奈川新聞・岡本晶子記者が報道して下さいました。

 全文を引用させていただきます。

 (2010年1月3日・神奈川新聞より)
03kanagawa.jpg

 子宮頸がん検診、受診率アップを/女子大生が啓発
 リボンムーブメント結

 20~30代女性の間で急増中の子宮頸がんの啓発を行う
 『女子大生リボンムープメント結(yui)』。

 子宮頸がんについて学ぶとともに、
 自分たちが学んだことを同世代や次世代へ語り継ぐ活動を展開している。

 昨年12月には一部のメンバーが横須賀市を訪問。
 どうしたら若い女性が検診へ足を運ぶようになるか、
 この問題に取り組む地元市議と一緒に考えた。

 彼女たちの出した結論とは-。

 (岡本 晶子)

 女子大生1人1人が『語り手』。

 病気の怖さを伝えるのではなく、「もっと自分を大切にしよう」とボジティブなメッセージを伝える-。
 それが『結』のコンセプトだ。

 ◆わずか2割

 昨年12月、藤野英明市議のもとを訪れたのは
 共同代表の東洋大4年・臼井あかねさんと慶応大2年・鈴村沙繊さん、
 成城大3年・椎名千紘さん、東洋大4年・三枝直子さん、学習院大4年・三好里佳子さん。

 『結』は現在約15人の女子大生で運営するが、出身や参加の動機はさまざま。

 「以前、病気をしたときに健康な体が当たり前ではないと実感した」

 という三好さんのようなケースもある。

 国が発行したがん検診手帳によると、
 米国の子宮頸がん検診の受診率は84%であるのに対し、日本はわずか21%。

 対談の場では低迷の要因が話題に上った。

 「婦人科には周囲の目が気になり、行きにくい」
 「小学校などできちんとした健康教育が行われていない」

 などといった意見が出る中、

 「日本では集団による予防接種が個人の任意接種へ変わったのを境に、
  予防接種に対する意識が変わった」

 と鈴村さん。

 「日本人の中には『健康にもかかわらず、なぜ予防しなくてはいけないのか』との意識が強い。
  諸外国と比べリスクマネジメントが劣っている」

 と指摘した。

 ◆草の根活動を

 受診率アップのためには女性の意識改革が不可欠だが、
 現実はなかなか難しいよう。

 実際、友達に子宮頸がんの話をしたところ

 「なんで若いのに、がんの話なんてするの」

 と嫌がられたメンバーもいる。

 「(同世代には)『自分の体をトータルできれいにしよう』と伝えたい。
  仲の良い子同士で検診に行くような空気が広まればいいですね」

 と三好さん。

 「やはり草の根の活動を地道に続けていくしかない」-。

 メンバーの思いは一層強まった様子だった。

 藤野市議は

 「学生だからこそ届く言葉がたくさんある」

 と激励。

 メンバーらは

 「機会があれば神奈川でもイベントを手掛けたい。
  学校などでも依頼があればぜひ話をしたいですね」

 と意欲を見せていた。

 ◆子宮頸がん

 子宮の入り口部分にできるがん。
 主な原因は性交渉によるウイルス感染とされている。
 多くの場合、ウイルスは体内の免疫力によって自然消滅するが、
 中には細胞の異常を発生し子宮頸がんになる人も。

 しかし感染から発症まで時間がかかるため、検診が有効とされている。

 2009年秋には国内でワクチンが承認され、
 予防が期待されているが、多額な費用負担が課題となっている。

 (写真のキャプション)
 子宮頸がん検診の受診率アップに向けて話し合う『結』メンバーと藤野市議。
 横須賀市上町のカフェ「RRROOM」にて

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 (引用おわり)


 記事で取りあげられている『結(yui)』の活躍はすでに記してきましたので、
 今回は、記事を書いた方について、少しだけフジノの想いを記したいと思います。

 この記事を書いて下さった岡本記者は
 子宮頸がん対策について
 かねてからとても熱心に報道して下さっている素晴らしい新聞記者の方です。

 神奈川新聞の紙面に記者の方々が順番に執筆していくコラムがあるのですが
 その中で岡本記者は子宮頸がん撲滅に向けて
 記事を書き続けるという決意をかつて記していらっしゃいました。

 そのコラムを読んだ時、フジノは
 本当にありがたいことだと岡本記者の存在に感謝したものでした。

 『子宮頸がん撲滅』という共通の想いを持つ方が
 マスメディアに存在していることを神様に感謝しました。

 というのも、 政治家としてのフジノの7年間を通じて
 自殺予防対策についても全く同じことが言えるのですが、

 いのちに関わる大切な問題であっても
 日々の流行を追わざるをえないマスメディア業界では

 たとえその問題に強い関心があっても
 実際に記事化・番組化まで実現して下さる記者の方々は、
 どうしても少ないのが現実です。

 特に、横須賀というまちでは『米軍基地』のことだけしか
 書いてくれない/報道してくれないメディアが多いのもまた現実です。

 そんなまちにあっても、子宮頸がん撲滅に向けて
 広く社会に対して啓発の記事を書き続けて下さった
 岡本記者という存在は、本当にこころづよい援軍でした。

 救うことができるいのちを守る、それは政治家だけの使命ではありません。
 マスメディアのみなさまにも共通の使命だとフジノは信じています。

 同世代の問題としてみずから活動してくれている女子大学生の『結(yui)』と同じく
 マスメディアの立場から闘ってくれている方が存在することを
 本気で僕は神様に感謝しています。

 そんな岡本記者なのですが、昨年12月末までの横須賀支社勤務から
 1月1日付けで本社の経済部へ異動となってしまいました。

 本社に行くというのは栄転だと思うのですが、
 横須賀の政治家であるフジノにとっては
 強い使命感のある記者の方がこのまちから異動してしまうのは残念です...。

 しかし、そんな熱い想いのある方が本社へ行くのですから
 それをフジノは前向きに受け止めて、

 本社にもとどろくような/本社でも注目せざるをえないような、
 そんなすごい活動をフジノは横須賀からどんどん起こしていきたいと思います!

 岡本記者、横須賀支社での勤務、おつかれさまでした。
 そして、素敵な記事の数々をありがとうございました。
 これからも本社でのご活躍を祈っています!

 フジノもこれからも子宮頸がん撲滅に向けて、全力で活動をしていきます!

『結(yui)』の公式ホームページに横須賀訪問の記事が! [こども家庭福祉]

2009年12月27日(日)の活動日記)

● 『結(yui)』の公式ホームページに横須賀訪問の記事が!

 12月17日に横須賀を訪れてくれた
 子宮頸がん予防・検診啓発プロジェクト『結(yui)』のみなさんですが、

 その時の様子を『結(yui)』の公式サイトで
 記事としてとりあげてくれました。ありがとうございます。

 どうぞこちらをご覧下さい。

 (『結(yui)』のサイトより)
27yui.jpg

 来年3月31日まで子宮頸がん・乳がんの検診を無料で受けることができる
 無料クーポン券を全ての市民のみなさまに利用していただく為に

 新年までの『ひとり自殺予防キャンペーン』を終えたら
 すぐにフジノは市内を街頭演説&チラシ配りをして回ろうと考えています。

 もしかしたら、『結(yui)』のみなさんに
 再び横須賀を訪れていただいて

 『子宮頸がん検診を受診しようキャンペーン』に
 協力をしていただけるかもしれません!すごいことです!

 日頃、フジノが街頭演説をしていると
 どうしてもその外見から

 「『チャラ男』がなんかわめいているぜ」

 という感じの受け止められ方をされてしまうのですが

 きっと素敵な可愛らしい彼女たちが
 街頭に立ってくれたならば
 誰もがふりむかずにいられないと思うのです。

 その時はフジノがメガフォンを持たずに
 彼女たちの生の声で想いを伝えていただきたいと願っています。

 フジノは子宮頸がん検診については
 市長選挙の時も
 総選挙の時にもずっと訴えてきたのですが

 異性であるフジノが呼びかけることに
 確かにインパクトはあるのですが

 同性でかつ最も死亡数が増えている20代の
 同世代の『結(yui)』のみんなが呼びかけてくれた方が
 呼びかけてくれるほうが

 さらに訴える力が
 大きくなることは間違いありません。

 だって、実際に女子大生がYデッキで
 こんな風に呼びかけている姿は横須賀では1度も無かったでしょう?

 いのちを守る為の活動に
 彼女たちが関わってくれていることは、本当に素晴らしいです。

 大きなインパクトを巻き起こすだけではなくて
 市民活動にも『新しい風』を感じてもらえるはずだと確信しています。

 来年は『結(yui)』のみなさんとタッグを組ませていただいて
 受診をすすめる活動をいろんな形で実現できたらと願っています。

『結(yui)』のみなさんがついに横須賀へ来てくれました! [こども家庭福祉]

(2009年12月17日(木)の活動日記)

● 『結(yui)』のみなさんがついに横須賀へ来てくれました!

 フジノにとって、子宮頸がんを『過去の病』にすること
 政治家として絶対に成すべき義務の1つです。

 何故なら、子宮頸がんは予防できるからです。
 救える命を救うのは政治家の当たり前の仕事です。

 予防ワクチンを接種すること(予防注射です)と、
 検診を定期的に受け続けることで、
 すでに欧米では子宮頸がんをほぼ征圧しています。

 それなのに、我が国ではなんと
 20代~30代の女性の死亡が逆に増えてしまっているのです!

 この『誤った現実』を変えなければいけません。

 そう決意してからずっと政治家として成すべきことを
 全て果たすべくフジノなりに行動を続けてきました。

 けれども、どうしてもフジノ1人では
 動きとしては小さかったのです。

 そんな時、こころづよい援軍が現れました。

 女子大生のみなさんが子宮頸がんを征圧する為に
 子宮頸がん予防・検診啓発プロジェクト『結(yui)』を立ち上げたのです!

 彼女たちの想いと行動は、本物でした。

 その存在を知ってから、フジノはうれしくてたまりませんでした。

 彼女たちには、フジノにはできないことを
 どんどん実現していく力があります。

 子宮頸がんの犠牲者が多い同世代の女性へと語りかけるパワー、
 中高生たちの身近なお姉さん的存在としての親近感、
 笑顔の素敵な女子大生としての華やかさ、
 あらゆる『希望』が
 『結(yui)』にはあるのです。

 フジノが子宮頸がんについて語る時、
 失われた命や悲しみへの共感からくる『敵討ち』の気持ちが高まり
 悲壮感や怒りが漂ってしまいます。

 けれども『結(yui)』のみなさんが子宮頸がんについて語る時、
 ポジティブな前向きのエネルギーが発信されます。

 大切な人の為に自分を大切にすること、
 大切な人を大切にすること、幸せで元気に生きていくこと。

 そんなポジティブなメッセージが
 彼女たちの言葉には込められているのです。

 先月14日に開催された『子宮頸がん征圧イベント2009』
 『結(yui)』初の大型イベントにも関わらず
 約600名もの方々が参加してくれました。

 TBS、読売新聞、朝日新聞、神奈川新聞など
 マスメディアもその活動を報じてくれました。とても注目されています!

 そんな『結(yui)』の活躍について
 フジノは12月4日の一般質問の中でも触れさせていただきました。

 きっと彼女たちの力を借りることができれば
 もっともっとたくさんの救われるべき命が救われる、と感じて
 だから、いつか『結(yui)』と一緒に活動したいと願ってきたのです。

 そしてついに今日、
 彼女たちが横須賀にやってきてくれました!

17everyone.jpg

 2時間以上にわたって意見交換をさせていただきました。

 『結(yui)』の目指している目標や
 その実現への手段は
 とても素晴らしいと感じました。

 多くの学生サークルやボランティアにありがちな
 一過性の活動として終わることは、決して無いでしょう。

 彼女たちの持つ、ほんわかとしたやわらかな雰囲気と
 正しい知識をとても良く勉強している熱心さと
 語り始めたら止まらない情熱と

 自分たちの可能性と限界を同時に自覚しているスマートさと
 そして何よりも、素敵な笑顔の持つエネルギーが
 必ず子宮頸がん根絶への大きな力になっていくはずです。

 子宮頸がんを『過去の病』にすることは
 絶対に実現可能なことなのです。

 その為にもどうかみなさま、『結(yui)』の活動を応援して下さい!
 フジノも全力で応援していきます!

 どうかよろしくお願いします!

どうか子宮頸がん検診を受けて下さい!/無料クーポン券が届いているはずですよ~ [こども家庭福祉]

(2009年12月3日(木)の活動日記)

● どうか子宮頸がん検診を受けて下さい!

 女性のみなさま、横須賀市からあなたのもとへ
 こんな封筒が届きませんでしたか?

 ぜひ中を開けて見て下さいね。

03envelope.jpg

 実は、この中には、無料クーポン券が入っています。

 乳がんと子宮頸がんの『検診』を
 無料で受けることができるクーポン券なのです。

 多くの女性が子宮頸がんと乳がんによって
 命を落としたり、闘病に苦しんでいる現状を変えていく為には
 検診がとても有効なのですね。

 そこで、1人でも多くの女性に検診を受けていただく為に
 国が無料クーポン券を今年だけ配布するという取り組みを行ないました。

 横須賀市では、10月中旬までに
 対象となっている女性のみなさまに送り終えています。

 あなたには届いていますか??


 (検診無料クーポン券の表)
03coupon1.jpg


 特に、欧米の国々ではすでに
 子宮頸がんは『過去の病』と呼ばれています。

 何故ならば、ワクチンの接種と検診によって
 唯一予防することができるのが子宮頸がんなのです。

 多くの国々とは異なって、我が国では
 20~30代の女性の死亡が増えています。本当に残念です。

 政治家フジノにとって、
 子宮頸がんを無くすことはものすごく大切な政策の1つです。
 (http://www.hide-fujino.com/diary/2009/aug6.html

 何故なら、救うことができるいのちを救うのは
 政治の当たり前の仕事だからです。今はそれが実現できていません。

 本当に残念で悔しいことです。


 (検診無料クーポン券の裏)
03coupon2.jpg

 無料クーポン券のほかには
 検診手帳が入っています。

 これは、乳がんと子宮頸がんについて
 とても分かりやすく紹介している小さな冊子です。

 女性だけではなく、ぜひとも男性にも読んで頂きたい内容になっています。

 (検診手帳です)
03medicalrecords.jpg


 何故こうしたものが送られているのか、
 誰に送られているかなど、

 詳しいことを分かりやすく報じてくれた
 神奈川新聞の記事を引用いたします。

 (2009年10月27日・神奈川新聞より)
27kanagawa.jpg


 乳がん、子宮頸がん、無料検診で安心
 国事業で3市1町、クーポン券発送


 三浦半島の3市1町は26日までに、
 2009年度の国の補正予算に伴う
 乳がんと子宮頸(けい)がん検診の無料クーポン券の発送作業を終えた。

 「女性特有のがん検診推進事業」の一環で、
 一定年齢に達した女性が対象。

 国は、伸び悩むがん検診の受診率の向上につなげたい考え。
 各自治体は「この機会にぜひ受診を」と呼び掛けている。

 対象は08年度(08年4月2日~09年4月1日)に
 乳がん検診の場合で40、45、50、55、60歳、
 子宮頸がん検診は20、25、30、35、40歳になった女性。

 子宮頸がん検診は子宮頸部の「細胞診」を行うもので、
 各自治体などが実施している「子宮がん検診」は
 一般に子宮頸がん検診を指す。

 無料クーポン券の有効期限は、
 3市1町とも10月1日~来年3月31日。

 乳がんは40代の女性に最も多く、
 ウイルス感染が主な原因とされる子宮頸がんは
 近年、20代~30代で急増中という。

 いずれも早期発見・早期治療が有効ながんとされているが、
 検診への抵抗感などから受診率は低迷。

 横須賀市の場合、08年度の受診率は乳がん検診が6%、
 子宮がん検診が8.4%。

 逗子市ではいずれも5%程度で推移している。

 「今回の受診をきっかけに、
  定期的に検診を受けるようになってもらえれば」

 と各自治体の担当者ら。

 一方で、「自分は対象者ではないのか」といった問い合わせも寄せられており、
 担当者の1人は

 「対象年齢が前年度時点でのものなので、分かりづらい」

 と指摘。

 「来年度以降も継続される事業か分からないだけに、
  市民への周知もしにくい」

 と、国に対する不満を漏らしている。

 ▽各自治体の対象者数と通常の検診料は次の通り。

 (1)乳がん(2)子宮頸がん、かっこ内は検診料。

 【横須賀市】(1)1万4446人(1600円)(2)1万2987人(同)

 【逗子市】(1)2350人(個別検診の場合2200円)(2)1915人(同1700円)

 【三浦市】(1)1738人(同2200円)(2)1350人(同2千円)

 【葉山町】(1)1243人(2)1047人、いずれも逗子市と同額。


 (引用終わり)
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 ということですね。

 どうか、封筒が送られてきた女性のみなさま。

 この無料クーポン券は、あなたの大切な権利ですから
 ぜひとも使ってほしいのです。

 1人でも多くの方々に受診していただくことで
 1人でも多くのいのちが救われることを
 フジノはこころから願っています。

 ぜひご利用ください!よろしくお願いします!

学童保育まつりへ/こどもたちの成長は素敵ですね [こども家庭福祉]

2009年11月15日(日)の活動日記その1)

● 学童保育まつりへ/こどもたちの成長は素敵ですね

 今日は、風こそあったものの、とてもいい天気でしたね。
 お昼に、汐入のヴェルニー公園へ行きました。

 第12回学童保育まつりを見学してきました。

 横須賀市内の学童クラブは51ヶ所へと
 かつてよりその数は増えたものの、
 よりいっそう設置数を増やしていく必要性があると同時に

 障がいのある子もない子も
 共に放課後を過ごせる体制づくりをはじめとする
 様々な質的な充実も政治・行政の果たすべき大切な課題です。

 学童クラブで働く職員の方々の
 安定した雇用労働環境を守ることも重要な課題です。

 さて、今日は横須賀市学童保育連絡協議会の方々ををはじめ、
 学童クラブを利用しているこどもたちとそのご家族が集まって、

 さらには、ダイエーに買い物に来た方々や
 ヴェルニー公園を散策している一般の方々も
 来場して、本当に大にぎわいでした。

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 毎年開催されているイベントではありますが、
 市民の方々の生の声を聴かせていただく貴重な機会でもあります。
 (学童保育の課題だけではありません)

 例えば、2人の幼いおこさんがいるお母さんからは

 「こどもを預けることができた保育園のそばに、引っ越しました」

 というお話をうかがいました。

 職場と自宅と受け入れ可能となった保育園の3つが
 それぞれ離れていて、

 それではあまりにも不便なので、
 保育園のそばに
 引っ越さざるをえなかったそうです。

 こうしたお話をうかがったのは、初めてではありません。

 本来ならば、暮らしている地域の身近な保育園で
 全てのこどもたちの保育ができることが在るべき姿です。

 しかし、現在はそれは実現できていません。

 保育園の待機児童数を減らす、という問題だけではなくて
 身近な地域でこどもの保育が可能になるような取り組みも必要だと
 改めて感じました。

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 会場で、子育て中の後輩にたまたま出会いました。

 彼女のお子さんがまだ赤ちゃんだった頃にはしばしば会っていたのですが
 もう小学校2年生にすくすくと成長していて、うれしかったです。

 下の写真も、小2になったお子さんが撮ってくれました。
 ばっちり撮れていますよね。

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 カフェトークに来てくれたこともあったりして、
 その頃にはビー玉で遊ぶのが大好きで
 ケータイなんてまだまだ操作すらできなかった幼い子が

 あっという間に成長して、今では会話の受け答えも
 しっかりできているのですから
 こどもが大きくなるのって本当に劇的で、とてもうれしいことですね~。

 でも、お子さんはフジノのことを全く覚えていませんでした(涙)。

 残念だけど、赤ちゃん時代にしか
 会えてないんだからしかたないですよね...。うーん。

女子大学発!子宮頸がん征圧イベント2009@明治大学へ [こども家庭福祉]

2009年11月14日(土)の活動日記その1)

● 女子大学発!子宮頸がん征圧イベント2009@明治大学へ

 昨日の活動日記でもお知らせしました、
 大学生たちによる素晴らしい画期的な試み
 子宮頸がん予防・検診啓発プロジェクト『結(yui)』

 半年間の活動の成果の場である
 『子宮頸がん征圧イベント2009』に参加する為に
 明治大学・和泉キャンパスへ行ってきました。

 昨夜からの雨がとても心配でしたが、
 彼女たちの取り組みの素晴らしさを神様も認めたのでしょうね。

 雨は止んで、ときどき晴れ間がのぞいていました。

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 僕の親友が大学時代に明治大学に通っていたのですが
 キャンパスの中に入ったのは初めてでした。

 こないだ神奈川大学を訪れた時も感じたのですが
 『学びたいこと』に全ての時間を費やすことが許されてた大学時代って、
 人生を通じて、本当に貴重な時間でした。

 僕は本当に朝から晩まで本当に寝るのも惜しくて
 ひたすら学究に専念していた大学時代でした。

 あんなすごく密度の濃い時間はもう2度と訪れないのでしょうが、
 それでもいつの日かまた僕は必ず大学院に戻りたいと
 改めて感じました。

 大学のキャンパスを時々訪れてみるのって、
 そういう初心というか決意を再確認する良い機会ですね。

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 会場までの誘導なども、『結(yui)』のメンバーである
 学生さんたちが完璧に行なっていました。

 門から会場までは、誘導の為のこんな看板がたくさんあって、
 正式な学会に参加する時と全く変わらない、見事な対応でした。

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 さて、受付に到着です。

 『結(yui)』の活動に限らず、
 学生のみなさんが一生懸命がんばっている姿は素敵です。

 (やっぱり未来は若者たちが切り拓いていくものですからね!)

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 受付まわりのテーブルには、子宮頸がんの普及啓発の為の
 いろいろな資料や、『結』作成の小冊子が置かれていました。

 反対側のテーブルには、募金箱も置かれていました。

14leaflet.jpg

 ホールは2階に分かれていて、学生たちは1階、その他(フジノら)は2階。
 どちらもほぼ満席に近い状態になっていました。

 男女比は、女性が3分の2くらいでしょうか...。

 子宮頸がんの問題とは『女性だけのものではない』という原則からいくと
 男性が3分の1も来てくれたことは本当にうれしかったです。

 カップルで来てくれていた人々もいたのですが、
 こういう恋人同士って本当に素敵だと思います。

 お互いを思いやるからこそ、検診を受けに行くことが当たり前。
 もっとそれが当たり前の常識になる時代へと、
 『結(yui)』の活動が時代を動かしていってほしいです。


 先日も子宮頸がん対策の報道の中で
 『結(yui)』の取り組みを紹介してくださっていましたが
 今日もTBSのカメラが入って、
 撮影をしていました。

 (放送は来週月曜日朝6時くらいの予定だそうです)

 子宮頸がんの征圧の為には
 ぜひもっとマスメディアに力を貸していただきたいです。

14tbs.jpg

 (1-2へ続く)

ついに明日!女子大生リボンムーブメント結(yui)の「子宮頸がん征圧イベント」開催! [こども家庭福祉]

(2009年11月13日(金)の活動日記)

● ついに明日!女子大生リボンムーブメント結(yui)の「子宮頸がん征圧イベント」開催!

 フジノにとって、『子宮頸がん対策』重要な政策課題です。

 何故ならば、そもそも予防接種でワクチンを打てば、
 発症するこそ自体を防げるガンであるのに

 先進国の中では日本だけが
 予防ワクチンを承認していませんでした。

 ようやく今年9月1日になって、承認をされました。

 ワクチンが承認されてから2ヶ月が経ちましたが、
 予防接種が始まる気配が全く無い(横須賀市には何も通知が来ていません)ので

 フジノが厚生労働省に確認すると
 健康局結核感染症課・健康局ガン対策推進室・医薬食品局審査管理課と
 3つの課にたらいまわしにされた挙句、

 「いまだ方針は決まっていない」

 とのことでした。

 そんなことでは、せっかくワクチンが承認されたのに意味がありません。

 予防接種法という法律を改正して、
 一刻も早く全国の中学生・高校生たちに予防接種を始めるべきなのです!

 ただ、予防ワクチンを打つべき年齢は10代なかばなので、
 今現在すでに10代後半にさしかかっている(予防接種をしていない)方々は
 誰もがもう『子宮頸がん』にかかるリスクを持っています。

 しかし、そのリスクがあまりにも市民のみなさまに知られていません。

 だからこそ、絶対に誰もが検診を受けるべきなのですが
 その必要性さえ全く知られていないのが実態です。

 実際、20~30代の発症がすごく増えているにも関わらず、
 検診を受ける人はあまりにも低いのです。

 その状況を変えたくて、かつてこの活動日記では
 検診の様子を紹介いたしました。

 フジノHPを観て実際に検診に行って下さった女性も多いのですが
 全くまだまだ足りていません。全ての女性に検診に行っていただきたいのです。

 現状では、発症して初めて『子宮頸がん』の存在を知ることになり、
 もう子宮を全て摘出するしかないような事態になってしまっていたり
 いのちを落とす方もたくさんいるのです。

 だからこそ、検診を受けることの重要性を
 政治・行政は必死になって
 徹底的に全ての女性に伝えなければいけません。

 子宮頸がんの犠牲者は、政治・行政の怠慢によるものです。
 政治の仕事は、いのちを守ることなのに!

 そんな時、ひょんなことからフジノが出会った
 この大学生たちによる活動は本当にとても素晴らしいです!

 この団体の活動を、神奈川新聞が報道してくれました!


 (2009年11月13日・神奈川新聞より)
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 女子大生グループが子宮頸がん啓発に尽力、
 14日にイベント

 写真:「結」の共同代表臼井さん(左)と鈴村さん。
     手前にあるのが、今秋に完成したフリーペーパー

 県内や都内の女子大生グループが、
 子宮頸(けい)がんの啓発活動に取り組んでいる。

 「予防できる唯一のがん」

 とされながら近年、20~30代の患者が急増する現状を何とかして変えたい―。

 そんな思いから、「もっと自分を大切にして」と、
 同世代の女性たちに検診の受診を呼び掛けている。

 14日には、明治大学和泉キャンパス(東京都杉並区)で
 「子宮頸がん征圧イベント」を開催する。

 学生団体の名は「女子大生リボンムーブメント結(yui)」。

 東洋大学4年臼井あかねさん(22)と
 慶応大学2年鈴村沙織さん(20)が共同代表を務め、スタッフ十数人で運営。
 日本対がん協会が監修している。

 発足はことし6月ごろ。
 当初は乳がんの啓発を主軸に据えていたが、
 がんについて勉強するうちに20代で子宮頸がんになる女性が増えていると知り、
 子宮頸がんにシフトしたという。

 今はイベント、フリーペーパー、ホームページ(HP)―が活動の柱。

 今秋に完成したばかりのフリーペーパーでは、
 子宮頸がん検診を体験したり、専門家へのインタビューにも挑戦した。

 日本は諸外国と比べ検診の受診率が低く、
 子宮頸がんそのものをよく知らない若い世代も多い...。

 取り組みを通じ、そうした現実を目の当たりにした臼井さんらは、言う。

 「結では学生一人一人が語り手。
  『自分と向き合いもっと自分を大切にしよう』と伝えたい」

 「同世代からの訴えだからこそ受け入れられやすいはず」―。

 「女子大生発 愛で結ぶ国家プロジェクト」

 と題した14日のイベントは午後1時半~5時で、誰でも入場可能。
 大学生が、恋愛や結婚といった切り口から
 子宮頸がんについて考える「トークセッション」のほか、
 専門家の講義、タレントの山田邦子さん率いる
 「スター混声合唱団」のコンサートを予定している。

 結のホームページのアドレスは、http://yui-c.com/

 (岡本晶子)

 (引用おわり)
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 こういう大切な活動を報道してくれる神奈川新聞には
 こころから感謝しています。本当にありがとうございます。

 どうか市民のみなさま、明日のイベント、ぜひ参加して下さい!

 参加できない方々も、どうか検診を受けて下さい。

 (横須賀市での検診情報はこちらです)

 誰もがかかるガンなのです。

 特に、20~30代の若い女性のみなさま、どうか受診して下さい!
 お願いします!

子宮頸がんと向きあい続ける新たな決意 [こども家庭福祉]

(2009年7月15日(水)の活動日記)

● 子宮頸がんと向きあい続ける新たな決意

 フジノが子宮頸がんについて学びはじめたのは
 もう今から何年前のことだったでしょうか。

 きっかけは、僕の大切な後輩が
 こどもを産みたいという想いから受けた検診の場で

 ドクターから聴かされたのは妊娠についての嬉しい話どころか、
 逆に、子宮頸がんの可能性が高いという診断を受けたから、でした。

 まさに、天国から地獄へ、喜びの気持ちから最悪の絶望へと
 彼女は一瞬にして追いやられてしまいました。

 けれども彼女は生きていく為に一生懸命に学んで、
 あまりにも多くの若い女性が子宮頸がんに罹患している現実を知りました。

 そして、その現実をフジノに伝えてくれました。

 たくさんの涙をのりこえて彼女がそんな想いを伝えてくれたことは
 とても僕のこころをうちました。

 ちょっと調べただけで、政治・行政の努力しだいで
 本当は救えたはずの命がたくさんあることが分かりました。

 何故なら、子宮頸がんは唯一の予防できるガンなのに
 先進国で予防ワクチンが認可されていないのは日本だけなのです。

 政治家としてフジノは
 成すべきことを全てしなければならないと決意しました。

 それから、たくさんの女性の方々に
 子宮頸がんのお話を聴かせていただきました。

 お話を聴かせていただく方々は、すぐにたくさん見つかりました。

 もしかしたら、なかなか表に出てこない話題に感じるかもしれませんが
 フジノがこの問題に関心があると世間に伝えてからは
 逆に、なんて身近な病気なのだろうと感じるようになりました。

 あなたのまわりにも
 きっと言えないだけでたくさんいらっしゃるはずです。

 身近なまわりの女性の多くが
 本当に多くの女性がこの病気で苦しんでいることが分かりました。

 検診を受けた時の具体的な様子や
 検診の結果が悪くて再検査だと聴かされた時の気持ちや
 実際に手術を受けた時の状況や
 その後の体調の変化などを

 男性であるフジノに対して、恥ずかしさやつらさを乗り越えて
 本当にたくさんのお話を聴かせていただきました。

 たびたびこの活動日記でも
 子宮頸がん検診を
 ぜひ女性のみなさまに受診してほしいと訴えてきたので
 (例えばhttp://www.hide-fujino.com/diary/2009/june4.html#090613

 ますます多くの女性から、生の声を聴かせていただけるようになりました。

 聴けば聴くほどにやりきれなく切ない気持ちになりました。

 子宮を全摘出した方のお話もうかがいました。

 ガンから自分のいのちは守れたけれども
 赤ちゃんを産むことはできなくなったという事実に
 こころの底から苦しみ続けている姿を目の当たりにしました。

 予防できるはずの子宮頸がんから
 女性を守ろうとしないこの国の政治・行政の怠慢に失望させられました。

 けれども、いくらこの国の政府がだらしなくても

 いち市議会議員であるフジノなりに
 こんな現実は絶対に変えることはできると強く信じています。

 今年の6月議会の本会議で
 市長に対して一般質問を行なったのもそのひとつです。
 (http://www.hide-fujino.com/dispute/generalquestion/2009/0609.html#screening

 絶対に今の状況は変えることができる、
 救えるいのちを救うことができる政治・行政を実現できるという
 その強い想いは、今も変わりません。

 そして、この7月に入って、
 さらに強くそう信じる出来事に出会うことができました。

 実は、フジノに子宮頸がんと向きあうきっかけをくれた後輩が
 長い闘病の末に、かわいい赤ちゃんを無事に出産したのです。

 七夕の日のことでした。

07baby.jpg

 この数年間の僕は、大切な人を次々と失うばかりで
 本当に僕は、とてもとても不安でした。

 無事に生まれるその瞬間まで

 おかあさんである後輩の命も
 赤ちゃんの命も

 どうか無事であってほしいと、こころから祈り続けました。

 本当にうれしかったです。

 ●

 きっかけを与えてくれた後輩にハッピーが訪れたとしても

 政治家としてフジノは、
 今この瞬間も子宮頸がんによって苦しんでいる方々が
 本当にたくさん存在していることを決して忘れることはありません。

 改めて今、むしろ確信しているのです。
 必ず救うことができる命がたくさんあるのだ、ということを。

 時に「男性が子宮頸がんなんてよく関心を持ったね」と感心されたり
 街頭演説で「子宮の話なんて卑猥だ」と呆れられたりしながらも

 フジノはこの国の子宮頸がん対策を推進する為に
 これからもしっかりと問題と向き合い続けようと改めて決意しました。

 さらに全力を尽くしていきます。

 だから、どうか女性のみなさま、検診を受診して下さいませんか。
 早期発見と早期治療は、本当に大切です。

 そして、今まさに闘病しているみなさま、
 どうか決してあきらめないで下さいね。

 どうかお願いします!
● 明日以降、いろいろ発表していきますね

 まだまだ市長選挙に関わる作業がいろいろと残っているのですが
 政治家フジノの本業へ費やす時間が
 少しずつ戻ってきつつあります。

 いくつかの視察、いくつかのイベントへの出演、などなど
 明日以降、少しずつ発表していかれそうな予定です。

 どうぞ、お楽しみに。

教育委員会のがんばりに拍手!/運用開始を1ヶ月前倒しへ [こども家庭福祉]

2009年7月12日(日)の活動日記)

● 教育委員会のがんばりに拍手!/運用開始を1ヶ月前倒しへ

 6月議会でフジノの所属する教育経済常任委員会(6月12日)で

 こどもたちを支援する為の
 新たな取り組みの報告が教育委員会からありました。

 『児童・生徒支援のための学校と警察との相互連携に係る協定』

 という新たな協定を、
 神奈川県警と教育委員会が結ぶことによって

 学校と警察とのあいだでの情報のやりとりが
 よりスムーズにできるようになるのです。

 こどもたちが事件や事故に巻き込まれた時に、

 また逆に
 こどもたちが事件や事故を起こしてしまった時に

 これまではなかなか個人情報保護のしばりがあった為に
 本当に必要な情報さえもが
 学校と警察の間でやりとりできないということがありました。

 今回の協定によって、こうした問題点が解決されることで
 こどもたちをよりしっかりとサポートすることができるようになるのですね。

 この協定は7月10日に締結されたのですが
 実際にスタートするのは、9月1日からと報告がありました。

 しかし、こどもたちを守る為には
 なんといっても夏休みが重要な時期となります。
 この制度も夏休み前からスタートできることが最も望ましいはずです。

 そこで、6月12日の教育経済常任委員会で
 フジノは教育委員会に対して、こんな提案をしました。

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 (2009年6月議会・教育経済常任委員会での質疑)

  <フジノの質問>
  児童・生徒支援のための
  学校と警察との相互連携制度についての
  日程についてです。

  今後の予定としては7月10日に協定を締結して
  9月1日から制度の運用を開始するということですが

  この日程もかなり詰めた上で決まったものとは思うのですが

  夏休み前にこの運用をスタートするというのは
  難しいのでしょうか。

  <学校教育課長の答弁>
  正直申し上げますと、
  私どもも夏休み前に運用を開始したかったというのは
  想いとしてはございました。

  個人情報保護運営審査会からの答申が4月24日ということで

  そういった中では
  保護者の方、あるいは教員の方にも周知をして、
  制度をご理解いただく期間がどうしても必要だろうということで

  それをとるためにやむを得ず
  9月1日(に運用を開始する)ということで、

  ただ、9月1日(スタート)であっても夏休みに起きた事柄について
  後からになりますが情報を得られることはできるかなと
  考えておりますので

  そういった形で進めていきたいと考えております。

  <フジノの再質問>
  (常日頃こどもたちのことを真剣に考えている)教育委員会ですから、
  当然、夏休み前にというのは想定しておられたと思うのです。

  仮に、その準備・周知がうまくいけば、
  できれば9月1日よりも
  前倒しでの運用開始というのをお願いしたいと思うのですが

  それは事実上、難しい形になりますか。

  <生涯学習部長の答弁>
  藤野委員がおっしゃっていることはよく分かります。
 
  どこまで検討できるか、
  ちょっと今のところではお答えできませんが

  できれば確かに夏休み前にそういったものがあるということは
  もちろん私どももそういったことを念頭に置きながら
  準備は進めていたわけでありますが、

  ここに至ってしまったという申し訳ない部分があるわけですので、
  検討できるところは検討していきたいと思っております。

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 生涯学習部長も学校教育課長も共に
 できるならば前倒しをしたいのだという想いが答弁から
 はっきり強く感じられました。

 そして、この委員会質疑から1ヶ月が経って、
 実際に協定を締結することとなった、おととい10日のことです。

 教育委員会から素晴らしい連絡がありました。


 この運用開始を1ヶ月も前倒しすることが決定したのです。


 これはまさに教育委員会のみなさまの
 がんばりによって実現した、素晴らしい快挙です!


 (下の画像:生涯学習部長からの報告です)
10document.jpg


 フジノたち市議会議員は
 こうやって委員会質疑をとおして『提案』はしますが

 実際の『交渉』や『調整』を粘り強く行なってくれるのは
 市職員の方々です。

 今回の協定で言うならば、教育委員会のみなさんが
 神奈川県警や各学校との交渉・調整を粘り強く行なってくれたおかげで

 運用スタートを1ヶ月間も早くすることができました。
 教育委員会のがんばりに、本当に拍手です!
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