子宮頸がん検診の受診率アップをめざして/『結(yui)』とフジノの挑戦、スタートです! [こども家庭福祉]
(2010年1月3日(日)の活動日記その1)
● 子宮頸がん検診の受診率アップをめざして/『結(yui)』とフジノの挑戦、スタートです!
昨年12月17日に横須賀を訪れてくれた
子宮頸がん予防・検診啓発プロジェクト『結(yui)』のみなさんとの意見交換の様子を
神奈川新聞・岡本晶子記者が報道して下さいました。
全文を引用させていただきます。
(2010年1月3日・神奈川新聞より)
子宮頸がん検診、受診率アップを/女子大生が啓発
リボンムーブメント結
20~30代女性の間で急増中の子宮頸がんの啓発を行う
『女子大生リボンムープメント結(yui)』。
子宮頸がんについて学ぶとともに、
自分たちが学んだことを同世代や次世代へ語り継ぐ活動を展開している。
昨年12月には一部のメンバーが横須賀市を訪問。
どうしたら若い女性が検診へ足を運ぶようになるか、
この問題に取り組む地元市議と一緒に考えた。
彼女たちの出した結論とは-。
(岡本 晶子)
女子大生1人1人が『語り手』。
病気の怖さを伝えるのではなく、「もっと自分を大切にしよう」とボジティブなメッセージを伝える-。
それが『結』のコンセプトだ。
◆わずか2割
昨年12月、藤野英明市議のもとを訪れたのは
共同代表の東洋大4年・臼井あかねさんと慶応大2年・鈴村沙繊さん、
成城大3年・椎名千紘さん、東洋大4年・三枝直子さん、学習院大4年・三好里佳子さん。
『結』は現在約15人の女子大生で運営するが、出身や参加の動機はさまざま。
「以前、病気をしたときに健康な体が当たり前ではないと実感した」
という三好さんのようなケースもある。
国が発行したがん検診手帳によると、
米国の子宮頸がん検診の受診率は84%であるのに対し、日本はわずか21%。
対談の場では低迷の要因が話題に上った。
「婦人科には周囲の目が気になり、行きにくい」
「小学校などできちんとした健康教育が行われていない」
などといった意見が出る中、
「日本では集団による予防接種が個人の任意接種へ変わったのを境に、
予防接種に対する意識が変わった」
と鈴村さん。
「日本人の中には『健康にもかかわらず、なぜ予防しなくてはいけないのか』との意識が強い。
諸外国と比べリスクマネジメントが劣っている」
と指摘した。
◆草の根活動を
受診率アップのためには女性の意識改革が不可欠だが、
現実はなかなか難しいよう。
実際、友達に子宮頸がんの話をしたところ
「なんで若いのに、がんの話なんてするの」
と嫌がられたメンバーもいる。
「(同世代には)『自分の体をトータルできれいにしよう』と伝えたい。
仲の良い子同士で検診に行くような空気が広まればいいですね」
と三好さん。
「やはり草の根の活動を地道に続けていくしかない」-。
メンバーの思いは一層強まった様子だった。
藤野市議は
「学生だからこそ届く言葉がたくさんある」
と激励。
メンバーらは
「機会があれば神奈川でもイベントを手掛けたい。
学校などでも依頼があればぜひ話をしたいですね」
と意欲を見せていた。
◆子宮頸がん
子宮の入り口部分にできるがん。
主な原因は性交渉によるウイルス感染とされている。
多くの場合、ウイルスは体内の免疫力によって自然消滅するが、
中には細胞の異常を発生し子宮頸がんになる人も。
しかし感染から発症まで時間がかかるため、検診が有効とされている。
2009年秋には国内でワクチンが承認され、
予防が期待されているが、多額な費用負担が課題となっている。
(写真のキャプション)
子宮頸がん検診の受診率アップに向けて話し合う『結』メンバーと藤野市議。
横須賀市上町のカフェ「RRROOM」にて
--------------------------------------------------------------------
(引用おわり)
記事で取りあげられている『結(yui)』の活躍はすでに記してきましたので、
今回は、記事を書いた方について、少しだけフジノの想いを記したいと思います。
この記事を書いて下さった岡本記者は
子宮頸がん対策について
かねてからとても熱心に報道して下さっている素晴らしい新聞記者の方です。
神奈川新聞の紙面に記者の方々が順番に執筆していくコラムがあるのですが
その中で岡本記者は子宮頸がん撲滅に向けて
記事を書き続けるという決意をかつて記していらっしゃいました。
そのコラムを読んだ時、フジノは
本当にありがたいことだと岡本記者の存在に感謝したものでした。
『子宮頸がん撲滅』という共通の想いを持つ方が
マスメディアに存在していることを神様に感謝しました。
というのも、 政治家としてのフジノの7年間を通じて
自殺予防対策についても全く同じことが言えるのですが、
いのちに関わる大切な問題であっても
日々の流行を追わざるをえないマスメディア業界では
たとえその問題に強い関心があっても
実際に記事化・番組化まで実現して下さる記者の方々は、
どうしても少ないのが現実です。
特に、横須賀というまちでは『米軍基地』のことだけしか
書いてくれない/報道してくれないメディアが多いのもまた現実です。
そんなまちにあっても、子宮頸がん撲滅に向けて
広く社会に対して啓発の記事を書き続けて下さった
岡本記者という存在は、本当にこころづよい援軍でした。
救うことができるいのちを守る、それは政治家だけの使命ではありません。
マスメディアのみなさまにも共通の使命だとフジノは信じています。
同世代の問題としてみずから活動してくれている女子大学生の『結(yui)』と同じく
マスメディアの立場から闘ってくれている方が存在することを
本気で僕は神様に感謝しています。
そんな岡本記者なのですが、昨年12月末までの横須賀支社勤務から
1月1日付けで本社の経済部へ異動となってしまいました。
本社に行くというのは栄転だと思うのですが、
横須賀の政治家であるフジノにとっては
強い使命感のある記者の方がこのまちから異動してしまうのは残念です...。
しかし、そんな熱い想いのある方が本社へ行くのですから
それをフジノは前向きに受け止めて、
本社にもとどろくような/本社でも注目せざるをえないような、
そんなすごい活動をフジノは横須賀からどんどん起こしていきたいと思います!
岡本記者、横須賀支社での勤務、おつかれさまでした。
そして、素敵な記事の数々をありがとうございました。
これからも本社でのご活躍を祈っています!
フジノもこれからも子宮頸がん撲滅に向けて、全力で活動をしていきます!
● 子宮頸がん検診の受診率アップをめざして/『結(yui)』とフジノの挑戦、スタートです!
昨年12月17日に横須賀を訪れてくれた
子宮頸がん予防・検診啓発プロジェクト『結(yui)』のみなさんとの意見交換の様子を
神奈川新聞・岡本晶子記者が報道して下さいました。
全文を引用させていただきます。
(2010年1月3日・神奈川新聞より)
子宮頸がん検診、受診率アップを/女子大生が啓発
リボンムーブメント結
20~30代女性の間で急増中の子宮頸がんの啓発を行う
『女子大生リボンムープメント結(yui)』。
子宮頸がんについて学ぶとともに、
自分たちが学んだことを同世代や次世代へ語り継ぐ活動を展開している。
昨年12月には一部のメンバーが横須賀市を訪問。
どうしたら若い女性が検診へ足を運ぶようになるか、
この問題に取り組む地元市議と一緒に考えた。
彼女たちの出した結論とは-。
(岡本 晶子)
女子大生1人1人が『語り手』。
病気の怖さを伝えるのではなく、「もっと自分を大切にしよう」とボジティブなメッセージを伝える-。
それが『結』のコンセプトだ。
◆わずか2割
昨年12月、藤野英明市議のもとを訪れたのは
共同代表の東洋大4年・臼井あかねさんと慶応大2年・鈴村沙繊さん、
成城大3年・椎名千紘さん、東洋大4年・三枝直子さん、学習院大4年・三好里佳子さん。
『結』は現在約15人の女子大生で運営するが、出身や参加の動機はさまざま。
「以前、病気をしたときに健康な体が当たり前ではないと実感した」
という三好さんのようなケースもある。
国が発行したがん検診手帳によると、
米国の子宮頸がん検診の受診率は84%であるのに対し、日本はわずか21%。
対談の場では低迷の要因が話題に上った。
「婦人科には周囲の目が気になり、行きにくい」
「小学校などできちんとした健康教育が行われていない」
などといった意見が出る中、
「日本では集団による予防接種が個人の任意接種へ変わったのを境に、
予防接種に対する意識が変わった」
と鈴村さん。
「日本人の中には『健康にもかかわらず、なぜ予防しなくてはいけないのか』との意識が強い。
諸外国と比べリスクマネジメントが劣っている」
と指摘した。
◆草の根活動を
受診率アップのためには女性の意識改革が不可欠だが、
現実はなかなか難しいよう。
実際、友達に子宮頸がんの話をしたところ
「なんで若いのに、がんの話なんてするの」
と嫌がられたメンバーもいる。
「(同世代には)『自分の体をトータルできれいにしよう』と伝えたい。
仲の良い子同士で検診に行くような空気が広まればいいですね」
と三好さん。
「やはり草の根の活動を地道に続けていくしかない」-。
メンバーの思いは一層強まった様子だった。
藤野市議は
「学生だからこそ届く言葉がたくさんある」
と激励。
メンバーらは
「機会があれば神奈川でもイベントを手掛けたい。
学校などでも依頼があればぜひ話をしたいですね」
と意欲を見せていた。
◆子宮頸がん
子宮の入り口部分にできるがん。
主な原因は性交渉によるウイルス感染とされている。
多くの場合、ウイルスは体内の免疫力によって自然消滅するが、
中には細胞の異常を発生し子宮頸がんになる人も。
しかし感染から発症まで時間がかかるため、検診が有効とされている。
2009年秋には国内でワクチンが承認され、
予防が期待されているが、多額な費用負担が課題となっている。
(写真のキャプション)
子宮頸がん検診の受診率アップに向けて話し合う『結』メンバーと藤野市議。
横須賀市上町のカフェ「RRROOM」にて
--------------------------------------------------------------------
(引用おわり)
記事で取りあげられている『結(yui)』の活躍はすでに記してきましたので、
今回は、記事を書いた方について、少しだけフジノの想いを記したいと思います。
この記事を書いて下さった岡本記者は
子宮頸がん対策について
かねてからとても熱心に報道して下さっている素晴らしい新聞記者の方です。
神奈川新聞の紙面に記者の方々が順番に執筆していくコラムがあるのですが
その中で岡本記者は子宮頸がん撲滅に向けて
記事を書き続けるという決意をかつて記していらっしゃいました。
そのコラムを読んだ時、フジノは
本当にありがたいことだと岡本記者の存在に感謝したものでした。
『子宮頸がん撲滅』という共通の想いを持つ方が
マスメディアに存在していることを神様に感謝しました。
というのも、 政治家としてのフジノの7年間を通じて
自殺予防対策についても全く同じことが言えるのですが、
いのちに関わる大切な問題であっても
日々の流行を追わざるをえないマスメディア業界では
たとえその問題に強い関心があっても
実際に記事化・番組化まで実現して下さる記者の方々は、
どうしても少ないのが現実です。
特に、横須賀というまちでは『米軍基地』のことだけしか
書いてくれない/報道してくれないメディアが多いのもまた現実です。
そんなまちにあっても、子宮頸がん撲滅に向けて
広く社会に対して啓発の記事を書き続けて下さった
岡本記者という存在は、本当にこころづよい援軍でした。
救うことができるいのちを守る、それは政治家だけの使命ではありません。
マスメディアのみなさまにも共通の使命だとフジノは信じています。
同世代の問題としてみずから活動してくれている女子大学生の『結(yui)』と同じく
マスメディアの立場から闘ってくれている方が存在することを
本気で僕は神様に感謝しています。
そんな岡本記者なのですが、昨年12月末までの横須賀支社勤務から
1月1日付けで本社の経済部へ異動となってしまいました。
本社に行くというのは栄転だと思うのですが、
横須賀の政治家であるフジノにとっては
強い使命感のある記者の方がこのまちから異動してしまうのは残念です...。
しかし、そんな熱い想いのある方が本社へ行くのですから
それをフジノは前向きに受け止めて、
本社にもとどろくような/本社でも注目せざるをえないような、
そんなすごい活動をフジノは横須賀からどんどん起こしていきたいと思います!
岡本記者、横須賀支社での勤務、おつかれさまでした。
そして、素敵な記事の数々をありがとうございました。
これからも本社でのご活躍を祈っています!
フジノもこれからも子宮頸がん撲滅に向けて、全力で活動をしていきます!