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必要な情報はどんなことをしてでも伝える努力をしなければダメだ! [自殺予防対策]

(2010年1月22日の活動日記その2)

● 必要な情報はどんなことをしてでも伝える努力をしなければダメだ!

 (注:今回の活動日記は、あえて「傲慢な文章」を書きます。
    不快に感じる方もいるのでしょうが、僕は「正しい」と信じていることを書きます)

 毎年のことですがフジノは昨年もクリスマスイブから
 『ひとり自殺予防キャンペーン』を行ないました。

 特に、徹底的に市民のみなさまにお伝えしたことは
 初めて御用納めの後(12月29日と30日)に開催された
 ハローワークによる『年末の緊急職業相談』についてでした。

 ひたすら「利用して下さい」と訴え続けました。

 その理由は、12月26日の活動日記のとおりです。


  > だからこそ、必要な情報を必要な方に届くように
  > 少しでもがんばらなければと感じています
  >
  > 前回・前々回のワンストップサービスも
  > 利用者がそんなに多くありませんでした。
  >
  > 試みとしては正しくても、その情報が伝わりきっていないことを
  > 市議会の質疑でもフジノはとりあげました。
  >
  > だからこそ、広報は少しでも多く自ら動くことで
  > 積極的に行なっていかなければならないと責任を感じています。
  >
  > これから年末年始にかけて
  > まだまだ市内を回らせていただきます。


 そうなのです。

 11月30日と12月21日に開催された『ワンストップ・サービス』は
 あまりにも利用者数が少なかったからです。

 先日発表された利用者数は、こんなでした。
 (http://www.hide-fujino.com/pdf/suicideprevention/2010/document13.pdf

 ・11月30日 10名
 ・12月21日  7名  2日間合計17名

 フジノはこれを「ひどすぎる結果だ」と感じています。

 どれだけ大切な取り組みであっても、
 必要な情報が必要な方のもとに届いていなければ、
 完全に無意味です。

 その意味では失敗だった、とフジノは考えています。

 『ワンストップ・サービス』の失敗の原因は
 2つだと断言します。

 (失敗その1)政府が本当にギリギリになって発表したこと。

 (失敗その2)情報が必要な方々へ情報を届けなかったこと。


 今回、『ワンストップ・サービス』を開催するにあたって
 政府は本当に何もかも取り組みが遅すぎました。

 政府の無能ぶりはいつものことですから
 グチを言っても始まりません。

 だからフジノは自分が成すべきことをひたすらやるしかありません。

 そこで、(失敗その2)を繰り返さないために
 『ひとり自殺予防街頭キャンペーン』のテーマとして
 『年末緊急職業相談窓口』の利用をひたすら街頭で呼びかけたのです。


● 必死に情報を伝えた結果は確実に数字であらわれる!

 その結果、『年末緊急職業相談窓口』での
 ハローワーク来所者数はこのようになりました。

 ・12月29日 197名
 ・12月30日  98名  2日間合計295名

 いかがですか?
 ワンストップの17倍もの方々が来所してくれました。

 フジノはこの『成果』を「おれだけの力だ!」とは言いません。
 もちろん、県をはじめとする多くの方々の広報もありました。

 けれども、『ワンストップ・サービス』の方が
 参加した方々には受けられる相談メニューも多くて
 メリットは大きかったのです。

 『ワンストップ・サービス』ではこころの健康相談も受けられたのです。
 だから、こっちに来た方がもっと得だった訳です。

 かたや、フジノが広報してまわった『年末緊急職業相談』は
 職業相談・雇用相談・住宅相談の3つだけしか
 サービスはありませんでした。

 にも関わらず、これだけの『大きな差』が出たことは

 ・どれだけ本気で情報を伝えようと努力したかの差だったのだ

 と、あえてフジノは断言します。

 フジノはクリスマスイブもクリスマスもカンケーなく
 必死で声を枯らしてまちをこの情報を訴えました。

 フジノの想いと行動がこの数字に影響を与えたのだ、とあえて言います。

 もしも行動が無ければ
 ここまで数字はあがらなかったはずだ、と。

 いち市議会議員が必死になってメガフォンで訴え続けるだけでも
 17倍もの大きな差が出るのです。

 政治・行政は、救うことができる人々のいのちを救うのが
 最も大切な最初に成すべき仕事のはずです。

 ならば、もっと政治・行政は謙虚になって、
 どうすれば情報を必要な方々のもとに届けられるのかを
 必死に考えて、全身全霊をかけて実行すべきです。

 フジノは忘年会や新年会まわりは一切しません。
 仕事を失って苦しんでいる方々の為に働きたいのです。

 いのちを救うのです。
 政治・行政の仕事はいのちを救うことです。

 やるべきことをやるのが当たり前なのです。
 いのちに年末年始はカンケーありません。

 だから、僕たちは動かねばならないのです。

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 雇用・労働情勢の厳しさは全く変わらないにも関わらず
 これから先、政府が『ワンストップ・サービス』を再び行うのかどうか、
 全く未定だそうです。

 何をちゅうちょしているのか理解できません。
 さっさとやるべきです。

 そして、全身全霊をかけて知恵をしぼって広報すべきです。

 ネットカフェ難民の方々や暮らす場所さえ無くて困っている方々のもとへ
 どんなことをしてでも必要な情報を届けるべきなのです。

 『ワンストップ・サービス』と『年末緊急職業相談窓口』の
 大きな差がついた結果を見て、そんな想いを改めて強くしました。

 政治家はいのちをかけていのちを守らなければならない。
 これからもずっとがんばっていかねければ。

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