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議会による否決・修正案の提出、これが『当たり前の議会』の姿です [委員会]

(2009年12月9日(水)の活動日記その1)

● 議会による否決・修正案の提出、これが『当たり前の議会』の姿です

 おとといの活動日記で記したとおり、
 市長が提案した議案が
 委員会で否決(反対多数)となったのですが、

 それはなんと議会事務局によると
 1964年10月以来、45年ぶりとなるそうです。

 つまり、それはこの45年間、
 議会がまともに機能していなかった、とも言える訳です。

 本来、議会の仕事というのは、
 絶大なる権限を持っている市長が提案してきたことを
 厳しくチェックすることです。

 市民のみなさまから選挙で選ばれたとはいえ、
 市長は決して完璧な聖人君子ではありませんから

 だからこそ議会が厳しくチェックをして、
 時には、『否決』をしたり、『修正案』を出したりするのです。

 それこそが本来の当たり前の議会の姿なのです。

 そこでフジノはおとといの活動日記で

 > やっと議会がチェック機能を果たした、と
 > この結果を前向きにフジノは受け止めています。

 と書きました。

 今回、否決された議案というのは、
 吉田市長のマニフェストに明らかに反していましたし
 否決という結果は当然だとフジノは考えています。

 (2009年12月8日・朝日新聞・朝刊より)
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● 「行事に出まくる来賓市長」をフジノは拒否します

 昨日さらに総務常任委員会で
 議案が否決されました。

 それは、

 『副市長車のリース契約の解約と違約金の支払い』

 というものです。

 しかし、総務常任委員会の結論とは違って
 フジノはこの市長の提案に『賛成』します。

 賛成する理由は2つあります。

 第1に、この提案は
 吉田市長のマニフェストに沿ったものだからです。

 マニフェスト実現を至上目的とするフジノにとって
 この提案は当然に正しいものであって、
 反対すべき合理性がありません。

 第2に、市長・副市長には公用車で行事に出まくるのではなく
 もっと大切なマニフェストの実現に力を入れてほしいからです。

 すでに9月議会においてフジノは
 吉田市長に対して

 「少なくともこの1年間は来賓行事を全て欠席してでも
  マニフェスト実現に専念すべきだ」

 と強く訴えました。

 来賓に出席してばかりで時間を食われている
 『来賓市長』には吉田市長になってほしくないからです。

 市長も副市長が成すべきことは行事に出席すべきことではありません。
 むしろ、そのほとんどに欠席してほしいとフジノは考えています。
 現場に行くのは常に担当者・課長クラスで良いのです。

 ですから、今回2つの委員会で
 2つの議案が否決されましたが

 この2つの否決は、全く意味合いが異なっています。

 看護専門学校の授業料値上げは
 マニフェストに反しているので、フジノも反対します。

 副市長車のリース契約解約は
 マニフェストに合致しているものですから、当然フジノは賛成にまわります。

 (2009年12月9日・神奈川新聞より)
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 市民のみなさまには、この2つの市長提案の『否決』について
 ぜひ冷静に見ていただいて、判断していただきたいです。

 フジノが看護専門学校の値上げ案を反対することを
 「吉田市長への裏切りだ」と言った意見がありました。

 そんな意見は、情けないからやめてください。

 吉田市長は自ら当選後初めての所信表明にて
 市長選挙で選ばれたのは『自分自身』ではなく
 『マニフェスト』が信託されたのだ、と述べています。

 フジノは、吉田市長の与党ではありません。

 フジノは吉田市長を守る為にいるのではなくて、
 あのマニフェストを守る為にこそ、フジノは存在しているのです。

 市民のみなさまと契約を果たしたあのマニフェストが
 裏切られるような議案であれば、当然に反対します。

 また、市議会の多数派が反対しようとも
 マニフェストにそった提案であれば、フジノは賛成します。

 それがマニフェストを掲げて
 あの長く厳しい市長選挙を闘ったフジノの一貫した態度です。

 全力をかけてマニフェストの実現を目指します。

 それが市民のみなさまへ責任を果たす
 フジノの役割だと信じています。

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