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人生という不思議な偶然のつらなり [カフェトーク]

(2009年12月9日(水)の活動日記その2)

● 人生という不思議な偶然のつらなり

 今夜はカフェトークでした。

 Twitterで事前にお知らせしたとおり、

 わざわざ静岡から津富宏さん(静岡県立大学・准教授)
 カフェトークに参加して下さいました。

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 津富先生は、『こころの元気プラス』1月号に掲載された
 特集記事でのフジノの文章を読んで

 なんと、津富先生が担当している大学での講義に
 フジノをゲスト講師として招いてみようと考えて下さったのですね。

 (ついに来週、講義に行ってきます!)

 それだけでも本当にありがたいことなのですが
 人生というのは不思議なもので、

 津富先生は、フジノの敬愛してやまない
 大島巌先生とも親しい間柄なのでした。

 大島先生というのは、大学時代のフジノが
 勝手に『こころの師匠』とあがめてその論文を読み漁っていた方です。
 (http://www.hide-fujino.com/diary/2005/nov3.html#DrOshima

 フジノは卒業論文でも、大島先生の研究をもとに
 精神障がいのある方々への偏見は
 教育の力によって必ず無くせる、というテーマで調査をしました。

 2005年頃からひょんなことで
 大島先生とは一緒にいろいろな活動をさせて頂ける機会があって

 かつては永遠に接点がありえるはずがなかった
 雲の上の憧れの方との接点が
 今ではとても多くあることに驚いています。

 そんな風に大島先生のことをフジノが尊敬していることなんて
 当然、津富先生は知らなかった訳ですから、
 人生はとても不思議です。

 さらに、毎年、来年に特に力を入れるべきテーマを
 年末に決めているのですが、

 フジノの今年のテーマの1つが
 実は『人権』だったのですね。
 (そこで密かに神奈川大学院で勉強させて頂いています)

 津富先生の専門分野は、なんと『人権』なのですね。

 だから、今年こうして『人権』を専門とする
 津富先生からお声をかけていただいたことは
 本当に不思議なつながりでした。

 こんな風に不思議な人と人との『縁』に
 驚かされる日々です。

 人生というのは偶然のつらなりで起こる
 奇跡に満ちているような気がします。


● カフェトークという奇跡

 カフェトークの場でのお話は、外部に漏らさないことによって
 守られた安全なスペースを参加者のみなさまに保証しています。

 そんな訳でいつも具体的にどんなことがあったかを
 活動日記でも報告できなくて、とても残念です...。

 ただ、今日は本当にありがたいお話をうかがうことができました。

 難病での長くとても苦しい闘病を続けてきた方が
 カフェトークに参加して下さいました。

 その体験についてフジノからお願いして
 参加しているみなさんへお話して頂きました。

 参加した誰もが、その方のお話にとても感銘を受けていました。

 カフェトークに参加している多くの方々が
 みんなそれぞれに悲しくつらい体験を乗り越えていらっしゃるので
 (この世界に苦しみの無い人生を送っている人なんていませんよね)

 とても深い共感をもって
 想いを受け止めておられました。

 参加者の1人の方が

 「カフェトークじゃなければこういう話は自分もできないし、
  他の方もあえて話してはくれない。
  ここでは自由に話すことができる」

 と、話してくれました。

 フジノは自画自賛をするのではなくて、
 フジノ自身が驚きを感じるくらいに
 このカフェトークという『場』は守られているのを感じます。

 ここでは、一定のルールさえ守ってくれれば
 (政治・宗教の話題は禁止、陳情の場ではないので陳情はダメ)

 あらゆる全ての話題が可能です。

 本名を聴くことも無ければ、
 肩書きも何もカンケーありません。

 こういう場を約200回近く持てていることを
 僕は本当に恵まれている人間なのだと感じます。

 参加して下さっている全てのみなさまに
 とても感謝しています。

 そして、参加したことが無い全ての方々にも
 いつでもカフェトークは開かれていますので、

 気が向いたら
 誰でも
 いつでも遊びに来て下さい。

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