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地方議員年金を廃止する議員と市民の会が結成されました [税金のムダづかい]

2009年11月14日(土)の活動日記その2)

● 地方議員年金を廃止する議員と市民の会が結成されました

 明治大学で行なわれた『結』のイベントを
 前半部分だけで途中退出して

 新宿区役所の中にある、
 新宿区議会の第1委員会室へ向かいました。

 『(仮称)地方議員年金を廃止する議員と市民の会・結成準備会』

 に参加する為です。

14atShinjuku.jpg

 数日前、下のようなお知らせをいただきまして、
 その想いはフジノも全く同じなので参加することにしました。


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  (仮称)地方議員年金を廃止する議員と市民の会結成準備会へのお誘い

  地方議員年金、中でも市・町村議会議員年金財政は、

  「平成19年度で184億円の赤字であり、
   平成23年度には枯渇」と広く報道されています。

  このことは何年も前から指摘されていたにも関わらず、

  大幅な掛金・負担金等の引き上げと
  給付の引き下げという弥縫策を重ねるばかりで、
  年金財政はさらに悪化の一途を辿りました。

  しかも最近は、悪化の原因は平成の大合併にあるのだと言って
  (実際にはいずれにしても枯渇は時間の問題であることが判明)

  国に対し、存続のための方策を取れ(=税金を注入せよ)
  という意見書を挙げる議会さえ出ています。

  その一方で、年金共済金の納付を拒否する
  という行動に出る議員たちも出ています。

  現在、総務省では地方議会議員年金制度検討会を立ち上げており、
  この年末には廃止も視野に報告書を出す予定です。

  私たち議員や市民は、この事態を傍観するだけでよいのでしょうか。

  それとも国会議員年金のように廃止はしたものの、
  その後40年間(掛け金はなく)公費のみを投入し続けると言う
  「名ばかり廃止」になるまで沈黙を守り、

  もらうものはちゃっかりもらうという「逃げ得」を待つのでしょうか。

  もう、一刻の猶予もありません。

  私たちが声を上げない限り、本当の意味での廃止にはならないでしょう。

  そこで、以下の2点を共通目標として、行動しようではありませんか。

  1.地方議員年金を廃止する

  2.自らの身を削ることも厭わない

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 本日は、わずか7名の参加にとどまりましたが
 すでに何名もの賛同者の名前があがっています。

14member.jpg

 本日の準備会で、正式に

 「地方議員年金を廃止する議員と市民の会」

 が発足することとなりました。

 事務局の体制などは少しずつ動いていくはずですが
 とにかく次回、12月6日(日)14時に『総会』を行なうことになりました。

 (場所は未定です)

 できることならば、想いを同じくする市民・議員のみなさまと
 廃止に向けた行動を一緒に取っていただきたいと願っています。


● 地方議員年金に対するフジノの考え(会の考えではありません)

 (ここから先は、フジノ個人の考えであって、会の考えや決定とは全くカンケーありません)

 地方議員(市・区・町・村の議員)OB・OGたちに支払われている
 『議員年金』というのは
 すでに制度は破綻しているのです。

 政治家であるフジノたちも『掛け金』を支払っていますが
 それだけではもはやまかなえないので、
 税金を投入しているのです!

 『掛け金』だけで運営できたのはスタートから11年だけで、
 1972年から36年間にわたって税金で補填しつづけてきたのです。

 政治家はみんな国民年金に入っているのに、
 12年間(=3期)政治家をやれば
 『上乗せ』で議員年金をさらにもらうことができます。

 こんな特権はおかしいです。

 ただでさえおかしな特権なのに、
 そこに税金を投入しているのはもっとおかしいです。

 しかも、地方議員年金の破綻は、もうずうっと前から分かっていました。

 それなのに、投入する税金を増やしたり、
 現役議員からの掛け金を増やしたりして、

 最終的な『廃止』という決着を先送りしてきたのです。

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 すでに雑誌などあらゆるメディアで宣言してきた通り、

 政治家としてフジノは、
 議員年金は今すぐ廃止すべきだ

 と考えています。

 フジノは自分にその資格があったとしても
 議員年金を受けとるつもりは全くありません。

 また、今まで支払ってきた掛け金を
 返してもらうつもりもありません。

 今すぐに『廃止』して、税金の投入をやめるべきだと考えています。

 税金の投入を即刻やめるべきである以上、
 支払うことができる年金の元手が無くなるのですから

 今、議員年金を受け取っている政治家OB・OGの方々には
 大変申し訳ないこととは思いますが

 議員年金の受け取りは、辞退していただきたいと考えています。

 これだけの財政危機に日本を追い込んだのは
 歴代の政治家OB・OGの方々にも大いに責任があります。

 『痛み』を国民のみなさまにだけ押し付けるのではなく
 政治家であった人間が『痛み』を引き受けることが必要だと信じています。

 このフジノの意見には、多くの政治家OB・OGの批判があるでしょう。

 けれども結論はもう「廃止に向けて動くことしかない」と
 フジノは考えています。

 ●

 この数年間にわたって続く厳しい経済・社会状況の中で
 国民年金だけで生活しておられるたくさんの市民のみなさま、
 あなたはどうお考えですか?

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