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市民参加の原子力防災訓練へ(その2) [原子力空母・核の問題]

(2008年10月24日(金)の活動日記その2)

● 市民参加の原子力防災訓練へ(その2)

 通行人の方々の屋内への退避訓練が終わったので
 フジノは本部に戻りました。

 誘導を行なった消防隊員の方々も本部へ向かい、
 『通行人の屋内誘導完了』を報告します。

24drill21.jpg

 やがて、

 (1)住民屋内退避・広報訓練

  広報車等による屋内退避広報と、
  その内容に従った住民の屋内退避訓練(@汐入地区)

 の為に、汐入1丁目から5丁目まで巡回して
 退避を呼びかけていた市の車も次々と本部へ戻ってきました。

24drill22.jpg

 上の写真は、消防局広報車ですね。
 下の写真は、市民安全課青色灯パトロールカーです。

 「これは防災訓練です。
  汐入地区の皆さんは、家に入り、窓を閉め、
  換気扇とエアコンを止めてください」

 と、マイクで呼びかけて巡回していました。

24drill23.jpg

 全ての車が戻ってきたので、
 住民の屋内退避が完了したことを報告しました。

24drill24.jpg

 素人のギモンなのですが、
 屋内に退避しなければならない時に

 退避を呼びかける消防隊員や市職員の方々は
 放射能を避ける防護服みたいなのは着なくて良いのでしょうか?

 微量という設定だから、着なくていいのでしょうか...。

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 本部で見学すべきことは全て終わってしまったので、
 次の会場である総合福祉会館へ向かいました。

24lecture1.jpg

 防災訓練に参加して下さった市民の方々を中心に
 『原子力防災講演会』が行なわれました。

 まず、市長のあいさつが行なわれました。

24lecture.jpg

 原子力の基礎的な知識についての講演がありました。
 講師は、財団法人原子力安全技術センターの職員の方でした。


24lecture3.jpg

 配られた資料はこちらです。
 どうぞご覧下さい。
 (http://www.hide-fujino.com/pdf/2008/oct/24text.pdf

24lecture3.jpg

 講義の内容は、

 「放射性物質と放射線の違いを理解するには、
  乾電池と懐中電灯に例えてみると分かりやすいと思います。

  乾電池が放射性物質、
  懐中電灯の光が放射線だと考えてみてください。

  乾電池はやがて減っていって
  いつまでも光を出し続けることができないように
  放射能も自然に減っていきます」

 みたいな話からスタートしました。

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 講演会のおかげで
 原子力の基礎的なことはよく分かったのですけれども

 アメリカ軍の原子力空母や原子力潜水艦が
 安全だと僕たちが信じられるようなお話は、
 最後までありませんでした。

 残念です。

 (その3に続きます)

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