SSブログ

市長選挙では1つだった仲間が、国政選挙では「分裂」している? [横須賀の未来]

2009年8月16日(日)の活動日記その2)

● 市長選挙では1つだった仲間が、国政選挙では「分裂」している?

 けさの神奈川新聞では、とても興味深い記事が載りました。

 横須賀市長選挙では、吉田雄人候補を応援した
 『チーム雄人』と『勝手連』が

 衆議院議員選挙では、あえて2つの陣営に分かれて
 政策を競いあっていることを報道してくれました。

 「何故、市長選挙では1つだった仲間が国政では2つに分かれているのか?」

 この質問は、本当に多くのマスメディアの方々から頂いた
 すさまじい数々の質問の中でフジノも最もうれしかった質問です。

 この質問をして下さった神奈川新聞の記者の方には
 こころから感謝しております。

 (同じ質問をしてくれたのは、他には
  『世界』の記者さんしかいませんでした)

 記事にはなりませんでしたが、フジノはこう述べました。

 「自民党の立候補予定者にも、民主党の立候補予定者にも、
  古いしがらみがどちらにもべったりとくっついています。

  けれども、チーム雄人&勝手連は、
  『新しい横須賀』を目指して
  全てのしがらみを断ち切って
  全身全霊をかけて市長選挙を闘いました。

  僕たちは外側から見れば
  2つの陣営に分かれて見えるかもしれませんが
  『新しい政治』を実現するという想いでは全く1つの旗のもとにいます。

  それぞれの陣営にはびこっている
  古いウミを出し切ってしまうこと、

  あの市長選挙を闘った仲間が別々の陣営に分かれて
  古い政治のやり方や間違った選挙のやり方を徹底的に打ち壊すのです。

  内側から、新しい政治の在り方を実現していくのです。

  例えば、僕は今のこの時期だって
  チーム雄人にいたけれど今は小泉進次郎さんを応援している方とも
  昼飯をフツーに食べて、フツーに意見交換をします。

  お互いに話すことは、こんな感じです。

  YouTubeで話題になった動画の
  『小泉さんが横粂さんの握手を拒否』なんて本当にくだらない。
  僕たちはあんなものをとりあげて攻撃したりなんか絶対にしない。
  あんな話題は政策論争とは全くカンケーないのだから
  茶番劇は早く終わらせよう!
  僕たちは絶対にお互いの陣営で『政策論争』を実現しよう!

  とか、

  小泉さんが街頭に出ない方法を最初に取らされたのは間違っている。
  市民のみなさまに直接に語りかけて、直接に生の声を聴かなければダメだ。
  小泉さんに指示を出している選対の古い人を説得して
  もっと街頭に出て堂々と政策を訴えるようにさせてほしい。

  とか、そういうことを話しています。

  2つの陣営に分かれて『新しい横須賀』を実現する為に
  しがらみだらけの『古い横須賀』をぶっ壊す為に
  それぞれ内側で自分たちの陣営の
  しがらみやウミを出す為にも闘っているんです。

  立候補予定者には正々堂々と真正面から政策論争をしていただき
  市民のみなさまにその姿を見ていただいて
  自分のまちの代表としての国会議員を
  しっかりと選択してほしいのです。

  だから、僕たちはお互いに分裂したなんて
  感じたことは全くありません。

  市長選挙の時と同じで、選挙が終わればノーサイドで
  このまちの為にみんなで力を合わせていきます!

  吉田陣営の分裂なんて発想は、全くありません。

  僕たちは、本当の民主主義の実現を目指しているのです!」

 もちろんお互いに自分たちの陣営の
 政策が正しいことを信じていますが

 そうした想いをさらに超えて
 もっと深い意味での民主主義を実現する必要があると考えていて、
 その為に行動をしています。


------------------------------------------------

 (2009年8月16日(日)神奈川新聞2面より)
16kanagawa.jpg

 決戦 09衆院選 11区 陣営わかれしのぎ
 横須賀「吉田市長票」に注目

 衆院選公示(18日)がいよいよ目前に迫った。

 小泉純一郎元首相が引退した11区(横須賀・三浦市)に
 全国の関心が集まる。

 小泉元首相は前回衆院選の小選挙区で、
 全国最多となる19万票超の得票を獲得している。

 その「小泉王国」では、6月末の横須賀市長選で
 元首相の全面支援を受けた現職を破り、
 33歳の吉田雄人氏が当選。

 横須賀市民は11区の有権者の約9割を占め、
 今回の衆院選でも吉田氏が獲得した6万8千余票の行方が注目される。

 一方、市長選で吉田氏を支えたメンバーたちは
 それぞれの陣営に分かれ、しのぎを削る。


 7日朝、京急久里浜駅前で駅立ちをする立候補予定者で
 元秘書の小泉進次郎氏(28)=自民新=のそばに立ち、
 チームカラーの緑のポロシャツ姿で
 一緒にあいさつする男性がいた。

 市長選で吉田陣営の事務局長を務めた
 鈴木孝博氏(43)。

 小泉陣営では若手経済人が集まった「進泉会」の
 副会長として活動している。

 市長選で小泉元首相は現職支援のため、
 地元では久しぶりとなる街頭演説も行った。

 吉田陣営は「反小泉」の集まりとみられがちだが、実態は異なる。

 関係者によると、鈴木氏をはじめ事務局メンバーだった若手の多くは
 元首相の後継・進次郎氏を応援しているという。

 「市長選は政党でなく人物で選んだ。
  国政の場合は数の力がないと政策を実現できない」

 と違いを指摘する鈴木氏。

 「政党の主張を比べると自民が1番優れている」

 とみている。

 「吉田票」については

 「ボランティアの運動員には話をしている」

 と獲得を目指しているものの、

 「勝手連的な運動だったので
  誰が投票してくれたのかよく分からない」

 と働き掛けの難しさを語る。

 一方、同じく吉田氏を応援した
 市議の藤野英明氏(35)は
 弁護士の横粂勝仁氏(27)=民主新=を全面的に支援。
 一緒に朝の駅立ちをするなど協力している。

 藤野氏は

 「『自己責任』の名の下にセーフティーネットをつくらない
  『小泉的なもの』をリセットするためには政権交代が必要」

 と強調。

 「新しい横須賀を生み出すには、
  新しい市長と新しい国会議員が必要」

 と訴える。

 「吉田氏に吹いた無党派の風を
  横粂さんに吹かせたい」

 と市長選で使ったのと同じタスキをかけて応援している。

 吉田氏は衆院選について

 「特定の候補を支援する考えはない。
  国政と市長選の構図は違うと訴えてきた
  わたしのスタンスからもずれる」

 と中立を守っている。

 11区からは
 元小学校教諭の伊東正子氏(68)=共産=、
 政治団体役員の鶴川晃久氏(34)=諸派=の
 2新人も立候補を予定している。

 (佐藤 浩幸)

 (引用終わり)

共通テーマ:日記・雑感

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。