SSブログ

諏訪小の校舎建てかえ問題、陳情は「審査終了」 [教育]

(2009年3月18日(水)の活動日記その1)

● 諏訪小学校建てかえ問題の陳情は「審査終了」

 3月1日の活動日記に記したとおり
 諏訪小学校の校舎建てかえ問題について
 市議会に『陳情』が出されていました。

 フジノの所属する教育経済常任委員会で
 昨日、陳情について話し合いました。

 主旨了承(=賛成)とするか、
 主旨不了承(=反対)とするか、

 委員メンバーの意見が一致することができず、
 最終的には『審査終了』(=賛成でも反対でも無い)となりました。

 ただし、問題意識は全メンバーが共有していましたので
 委員長である伊関議員(研政連)の調整によって

 「今後、建て替えを進める上で
  地域の意見を尊重するよう要望する」

 との意見を付して、行政側に配慮を求めました。

 この件について、神奈川新聞が報道してくれました。

 (2009年3月18日・神奈川新聞より)
18kanagawa.jpg

 画像では読みづらい方の為に
 全文を以下に引用します。
------------------------------------------------

 「市の対応不十分」諏訪小建て替え問題の陳情に教育長

 横須賀市立諏訪小学校(同市小川町)の新校舎建設で、
 同市教育委員会が隣接の常葉中学校(同)敷地内に
 建設する方針を示したことをめぐり、

 永妻和子教育長は17日の教育経済常任委員会で、

 「(保護者への説明に関し)市の対応が
  十分でなかったと反省している」

 と述べた。

 また、工事に伴い子どもたちの
 心身への影響を心配する保護者が多い中、

 「最大限の配慮をしたい」

 との見解を示した。

 同中PTA役員らが方針決定までの詳しい経緯を説明するよう
 約1万2000人の署名を添えて陳情を提出していた。

 市教委によると、2008年度、
 両校の校長を交えた庁内プロジェクトチームを発足し、
 安全面での課題などを検討。

 諏訪小の一部施設の共同使用を通じ、
 小中連携も期待できるとして
 昨年12月17日、最終決定した。

 その後、関係者を対象とする説明会を12回開催。
 理解を求めたが、保護者らの間には

 「常葉中のグランドが全く使用できなくなる」

 との誤解や、クラブ活動、体育の授業に支障が出るとの
 懸念が広がっていた。

 これに対し市教委は
 諏訪小の敷地に仮設グランドを整備、
 必要に応じ、常葉中生徒に
 市教委所管の他施設を優先使用させる方針を明らかにした。

 今後は教職員や保護者らも含むワークショップを開催。
 市が提示した案の諸課題について検討を進めるという。

 この日の同委員会は

 「今後、建て替えを進める上で
  地域の意見を尊重するよう要望する」

 との意見書付きで審査終了とした。

--------------------------------------------------
 (引用終わり)

 これから建て替えが終わるまでの数年間、
 諏訪小・常葉中どちらについても

 こどもたちの学校生活がきちんと保障されるように
 政治家としてしっかりと見守っていきます。

 この陳情の審議に立ち会った1人として、
 また、この問題に昨年暮れから関わってきた政治家として、

 その約束は絶対に守ります。

 陳情が審査終了になっても、
 それはただの市議会での話し合いが終わっただけのことです。

 これからのワークショップなどをはじめ、
 たくさんの成すべきことが始まっていきます。

 諏訪小・常葉中の生徒のみなさん、保護者のみなさん、
 地域のみなさん、教職員のみなさん、

 今後もぜひご意見をください。
 どうぞお願いします。

共通テーマ:日記・雑感

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。