SSブログ

吉田雄人市議がカフェトークに来てくれました [カフェトーク]

(2009年3月18日(水)の活動日記その2)

● 雄人がカフェトークに来てくれました

 今夜は、雄人(吉田雄人議員)カフェトークに来てくれました。

 もちろん、『個人』としての立場での参加です。
 政治の話は全く無し。

 本来ならば、政治家(公人)であっても
 個人として来てくれた雄人について
 ここにあえて書く必要は無いのですが

 この時期に「くだらないウワサ」が立つのもイヤなので
 「来た」という事実をあえてフジノの側から記すことにしました。

 そもそも雄人が

 「フジノさん、カフェトークに行ってみたいんですよ」

 と初めて口にしたのは、もう何年も前の話です。

 それから、お互いに政治家としてあまりにも忙しくて
 どうしても実現できなかったのが、

 たまたまこの夜、時間が空いた雄人から

 「行ってもご迷惑にならないでしょうか?」

 と、電話をもらいました。

 雄人は、周囲からカフェトークの場を政治的に利用したと
 見られるのを心配してわざわざ事前に電話をくれた訳です。

 カフェトークの『場』としての存在意義を
 雄人はとても深く理解してくれているのですね。

 だから、今夜、雄人がカフェトークに参加することで
 政治的なカラーが付いてしまうなら参加しませんとさえ、
 あらかじめ心配をして言ってくれたのです。

 でも、カフェトークは、いつだって来る者は拒まずです。
 断る理由は何もありません。

 たぶん、横須賀市民のほとんどの方々が
 誤解していると思うのですが
 『仕事』カンケーで2人が一緒に過ごす時間は、まずありません。

 美術館建設反対の署名活動、長井海手公園ソレイユの丘問題、
 住民投票条例の制定を求める直接請求の運動など

 いくつかの仕事で一緒になった時の印象が強烈すぎて
 2人のふだんの仕事でのカンケーというのが
 たぶん、誤解されているのだと思います。

 フジノと雄人は、市議会の開会中であっても
 会話をする機会というのは、まず無いんですよ...。

 本会議場へ行く廊下ですれ違う時とか、
 トイレで一緒になるくらい。
 2人が会話をする時間は、ほとんどありません。

 だから、雄人が会派に入った時も、
 会派を辞めた時も、後日、知りました。

 雄人が政治家としてどう歩んでいくのかは、
 いつだって彼自身が決心している訳です。

 そこにフジノがアドバイスをしたりするということは、ありません。

 だから、2人が若手ということで
 一緒にくくられて見られることが多いのは
 僕としては雄人に対して申し訳なく感じることが多いです。

 雄人はこのまちの将来を担うべき政治家のホープです。

 かたやフジノは
 全くそういう存在ではありません。

------------------------------------------

 ただ、僕と雄人は、そもそも政治家である前に
 高校も大学も同じ、先輩・後輩のカンケーなのです。

 同じ時代の空気を吸い、同じ時代の文化を体験して、
 わずか1才違うだけの『僕たちの世代』を生きてきた訳です。

 その1点において、2人は
 同じ『世界観』を持っているのだと思います。

 僕たちは、バブルの絶頂期なんか体験していないし、
 すさまじい受験戦争や就職氷河期のまっただなかを生きてきました。

 いつだって努力していなければ前に進んでいかれない
 という社会状況の中に生きてきました。

 ただ、どんな状況に追い込まれたとしても

 自分たちの努力で未来はもっと希望に満ちたものに変えられる

 という想いを持ち続けてきたのが
 『僕たちの世代』の特徴だと思います。

 あきらめない。挑戦しつづける。
 必ず未来は変えられる。

 今の社会がつまらないなら、自分がおもしろくすればいい。
 今の政治がダメなら、自分が良くすればいい。

 そんな『僕たちの世代』としての
 共通の価値観を僕たちは持っていると思います。

18withYuto.jpg

 とは言うものの、たまたま2人で話すチャンスができた時には
 お互いに観た映画の話や読んだ本の話ばかりしています。

 (2人とも本質的なところでは政治家というよりも
  文学的な性格で、映画・読書が大好きです)

 それでもマンツーマンで話せるのも
 年1~2回くらいが可能かどうかという感じで、

 彼と最後にゆっくりプライベートで話したのは
 去年の2月15日(@おにぎりカフェゆんるり)が最後です。

 そっか、あれからもう1年も過ぎたんだなあ...。

 そんな訳で今夜のカフェトークでは、
 丸1年ぶりに雄人と一緒にくつろぎながら語りあいました。

 僕もとても楽しく過ごすことができました。

 きっと雄人はこれから先の人生は
 すさまじく忙しい日々を送ることになるのでしょうけれども
 またいつかカフェトークに遊びに来て下さいませ。

 僕はいつでもウェルカムですよ~!


● カフェトークに長野県からお客さま

 今夜のカフェトークは、10名の参加でした。
 みんなで穏やかに和やかな夜を過ごしました。

 しばしばカフェトークには
 遠方からのお客さまがいらっしゃいますが

 今夜はなんと長野県松本市から
 わざわざこの為に横須賀へ2名の方が来てくださいました。

 つい先日(3月6日の活動日記です)、
 フジノがこう記したのを憶えていらっしゃいますか?


 > 図書館は貸本屋なんかじゃない。
 >
 > 僕の親しい女性は
 > 長野県で自ら図書館をたちあげた。
 >
 > 医療従事者だった彼女は、
 > 闘病記を集めた図書館を作ったのだ。
 >
 > 図書館は人々に知識を伝えるだけじゃない。
 > 希望を与えてくれる場所だ。
 >
 > 人々は情報を与えられなければ、何も知らないままだ。
 > 何も知らないままの人々はとても弱い立場だ。
 >
 > だからこそ、図書館の存在によって
 > 人々は啓蒙されていく。民主主義にとって図書館は拠点だ。

 この文章中の、

 「僕の親しい女性は長野県で自ら図書館をたちあげた」

 の、まさにその方Aさんが
 わざわざカフェトークの為に横須賀に来てくれたんですね。
 すごいな~。

 もともとは横須賀市民だったAさんは、
 だんなさまの仕事のつごうで横須賀を離れてしまったのですが

 引っ越した先でも
 本当に素晴らしい活動をしている訳ですね。

 はからずも、今夜のカフェトークの参加者のみなさまに
 フジノHPに書かれていた登場人物の
 リアルな姿をお見せすることができました。

 でも、良い意味で、Aさんはふつうの人だったでしょう?

 別に彼女が、特別にエネルギッシュでアクティブだから 
 闘病記を集めた図書館を作ることができた、
 という感じはしなかったでしょう?

 むしろ、Aさんは『攻撃性』とか『活発さ』みたいな
 おしつけがましい形容詞とは無縁なタイプでしたよね?

 他人の痛みや悲しみに深く共感するタイプで、
 同時に、自らの痛みや苦しみは
 他人もまた同じように体験しているものだということを
 こころの深い部分で理解しているのだと思います。

 そうした想いがAさんを、
 そうした活動へと突き動かしたのだと思います。

 そんなふつうの穏やかな人が行なう、
 自分なりの活動こそが、本当の市民活動なのだろうなあと
 フジノは感じています。

 本来の市民活動というものは、
 特殊な人種が行なう特殊な活動ではありません。

 でも、中にはそういう特殊な市民活動家みたいなタイプの人々がいて、
 ふつうの人が参加しづらいのもまた事実です。

 そんな活動家とは正反対の、等身大の市民活動の姿を
 今夜のカフェトーク参加者のみなさまに見ていただくことができて
 フジノはとてもうれしかったです。

 Aさん、長野から本当にありがとうございました!

共通テーマ:日記・雑感

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。