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「フジノの怒り」が報道されました/市の対応もファームと同レベルに落ちた [ソレイユの丘・長井海の手公園問題]

(2009年2月4日(水)の活動日記その2)

● 「フジノの怒り」が報道されました/市の対応もファームと同レベルに落ちた

 (その1から続いています)

 神奈川新聞の社会面いっぱいに報じられた

 『長井海の手公園「ソレイユの丘」』の運営をしている
 (株)横須賀ファームが2年間にわたって
 野菜パックなどの消費期限をごまかしていた問題ですが

 この問題を追い続けてきた政治家として
 フジノがインタビューを受けました。

 市の最終報告を読んで、フジノは怒りました。

 これまでは(株)横須賀ファームのウソの報告のせいで
 横須賀市側はあくまでも『被害者』でした。

 被害を受けた側として、蒲谷市長は
 「指定管理料の減額も視野に入れている」ことを
 12月議会でフジノの一般質問に対して、公式に答弁していました。

 しかし、最終報告書を読む限りでは
 そうした処分は全く行いません。

 あくまでも(株)横須賀ファームの「改善に期待する」といった
 改善に向けた強制力ゼロの
 情けない対応に後退してしまっています。

 これを読んでフジノははっきりと、

 横須賀市は(株)横須賀ファームをかばっている

 と感じました。

 ここに至っては、もはや「横須賀市も同罪だ」と言わざるをえません。

 何故、横須賀市はファームをかばうのか。
 こどもたちの安心・安全よりも、いち企業を守るのか。
 そんな市の姿勢は絶対に許せない。

 この姿勢は、あまりにも問題です。

 もちろん2月中旬からスタートする予算議会でも
 厳しくフジノは追及せざるをえません。


 以下、神奈川新聞の記事の続きです。

 (2009年2月4日(水)・神奈川新聞より)
04kanagawa2.jpg

 画像では記事が読めない方の為に
 全文を引用いたします。

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 処分「甘過ぎる」市議から批判の声
 専門家は法の不備指摘

 産地偽装など、食の安全・安心を揮るがす事件が相次ぐ中で
 発覚した「長井海の手公園(ソレイユの丘)」のラベルはがし問題。

 市は指定管理者の横須賀ファームに業務改善勧告を出し、
 この問題に区切りをつける方針だ。

 しかし、蒲谷亮一市長は年間4億円に上る
 委託料の減額の可能性も示唆していただけに、

 市の処分に批判の声も上がっている。

 一方で、今回のケースは現行法には抵触せず、
 専門家は「法の不備」を指摘している。


 ▼卜ーンダウン

 「市が踏み込んだ調査をしたことは評価するが、
  結論は甘過ぎるとしか言いようがない」。

 昨年12月の市議会でこの問題を追及した
 藤野英明市議(無会派)は怒りをあらわにする。

 蒲谷市長は同社の当初説明と異なる事実が判明した場合、
 委託料を減額する可能性もあるなどと答弁していたが、
 最終的には業務改善勧告を出すにとどまった。

 「ソレイユの丘は子どもたちも大勢訪れる施設で、
  利用者を欺く行為は許されない。

  市の処分は当初よりトーンダウンしたが、
  なぜ同社をかばうのか。
  疑念を抱かざるを得ない」

 と藤野市議。

 いまだ公の場に出て謝罪することのない
 同社の姿勢にも疑問を投げ掛ける。


 ▼抜け穴だらけ

 「利用者の安全を度外視し金もうけに走った結果だろうが、
  今回のケースはJAS法や食品衛生法の違反に当たらない。

  法律が抜け穴だらけであることが露呈した」

 と指摘するのは、食品問題評論家の垣田達哉さん。

 現状では、スーパーや百貨店などと異なり、
 飲食施設などには消費期限表示の義務はなく、
 両法には抵触しない。

 しかし、垣田さんは

 「健康被害が出てからでは遅い」

 と強調。

 「両法はあいまいな表現が多い。

  食品表示法の審議が中断しているが、
  消費期限切れの商品を提供した場合は
  即座に違反と明記すべきだ」

 と訴えている。

 (岡本 晶子)
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 引用、終わります。

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