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性的マイノリティの方々の生の声を、教育長に届けよう! [性的な多様性・LGBTI]

(2008年10月23日(木)の活動日記)

● 性的マイノリティの方々の生の声を、教育長に届けよう!

 まず最初に、先月22日の教育経済常任委員会で
 フジノが教育長と行なった質疑を載せますので、
 ご覧下さい。


 (2008年9月議会・教育経済常任委員会・所管事項でのフジノの質疑より)
 <フジノの質問>
  こういう風に今までいろいろな提案を、
  いわゆる性的マイノリティとされる方々のサポートについて
  提案をさせていただいてきたのですが

  夏、いろんな多くの方々とお会いする中で、
  やはり生の声に耳を傾けるということが非常に重要だなと感じました。

  以前、本会議で市長と教育長に

  「直接にいわゆる性的マイノリティとされる方々に
   お会いしたことがありますか」

  とお聞きしたところ、お2人とも無かったと。

  そこでやはり改めてご提案させていただきたいことは、
  僕自身が様々な対策を代弁者として市議会で提案するのも
  確かに有効かとは思うのですが

  もし教育長がお許しをいただけるのであれば
  いわゆる性的マイノリティとされる
  LGBTの若者たちに会う機会というのを
  作っていただけないかという風に思います。

  もし、前向きなご答弁をいただければ
  いくらでも機会というのは作れると思いますので
  そういった点についてどのようにお考えでしょうか。

  <教育長の答弁>
  わたくしが自分の席に座っていたのでは
  何も教育の現場の様子が分からないのと同じように

  やはり当事者であられる方たちが
  何に悩み、どうしてほしいのかというのは

  やっぱり直接お会いし、お話を聞くということは
  たいへん大事だと
  わたくしこれまでの経験からも思っております。

  そういう機会は積極的に
  これから作っていくことが必要だと思っておりますし

  そういう方たちの声、あるいはご意見を
  お会いする中で聞くことができれば

  今後の中学校等におきますそういったお子さんたちの
  学びやすい環境づくりというところには
  きっと反映させていくことができると思いますので

  私はぜひ声を聞きたいと
  このように思っております。

  (引用、終わり)

 フジノは生の声に耳を傾けることこそが
 最も大切だと考えていますが

 教育長も同じお考えを
 はっきりと示してくれました。

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 それから、1ヶ月。

 信頼できる方に、どんな形でこの『場』を行なうのが良いかを
 フジノは現在、相談にのっていただいています。

 また、今日は教育長にお時間を取っていただき、
 日程の調整をさせてください、と申し上げました。

 われらが教育長はとても熱心な方なので

 「フジノ議員、市役所の時間内(夕方17時まで)には
  こだわらないでけっこうですよ。

  学生の方も働いている方も
  むしろ夜の時間帯の方が
  きっとみなさん集まりやすいでしょうから」

 ということで、市役所が閉庁した後に
 この『場』を行なう可能性が高くなりました。

 こういう積極的な姿勢をうかがうにつけても
 やっぱりさすが教育長だと改めて感じました。

 さて、実際の懇談の『場』がどのようなものになるかは
 まだまだこれから調整していかなければならないのですが

 とても有意義な、横須賀市初の試みになることと思います。


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 ちなみに、昨日訪れた
 『かながわレインボーセンターSHIP』が発行している
 紹介のパンフレットと

 その内容の良さに感激したフジノが
 大量に頂いてきた『ぼく、わたしって変なの?』の2つを

 教育委員会事務局の幹部である
 教育長、生涯学習部長、管理部長、学校教育課長、生涯学習課長に
 総務の方を通じて、お渡ししていただきました。

 それから、人権課題を担当している
 市民部の人権・男女共同参画課長のところには直接訪れて
 手渡ししました。

 今年異動してこられた人権・男女共同参画課長は
 実際に『SHIP』を訪れたことは無いものの
 その存在はすでに知っていたとのこと、とても期待できそうでした。

 人権・男女共同参画課が中心になって原案を作った
 まもなく『人権施策推進指針(仮)』も
 パブリックコメントにかかりますから(11月5日からです)

 ぜひ市民のみなさまにたくさんのご意見を
 お願いしたいと思います。



 ●

 ここ数日は、なかなか活動日記には
 記すことができない動きをたくさんしておりまして

 「フジノの活動は、最近ものたりないなあ...」とお感じの方も
 たくさんいらっしゃるとは思うのですが

 いずれ、数年後には

 「そうか、あの時フジノはこれをやってたのか」

 と、ご理解いただけると思います。

 それではみなさま、
 りらっくす&ふぁいとですよ。

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