これこそ税金のムダ遣いだ! [税金のムダづかい]
(1月2日(水)の活動日記)
● 市役所が市議会議員に年賀状を送る必要があるのか
新年早々、横須賀市にガッカリさせられたので
今年はもう流したりはせずに
市民のみなさまに改めてご意見をうかがいたいと思います。
「市役所の部局長が税金を使って
市議会議員に年賀状を送るのは税金のムダ遣いだ!」
との批判を当選以来、繰り返してきました。
昨年暮れにも、もちろんこの主張を再び書きました。
(http://www.hide-fujino.com/diary.htm#newyearscard)
その理由は、こちらをご覧下さい。
(http://www.hide-fujino.com/diary/2005/jan1.html#0501012)
にもかかわらず、今年もまた届きました。
画像をご覧下さい。
消防局長の名義での年賀状です。
上下水道事業管理者の名義での年賀状です。
どちらも差出人住所は、横須賀市小川町11番地、
つまり、横須賀市役所の住所です。
同じ市役所の中で働く市議会議員に対して、
市役所の部局長があえて年賀状を出す必然性はあるのでしょうか。
合理的な理由があるのでしょうか。
こんな印刷に市職員の貴重な労力を使わせてはいけないし
こんな虚礼に税金を1円でもムダに使わせてはいけません。
市民のみなさまは、つまり、あなたはこれをどう考えますか?
フジノは完全にムダだと考えています。
昨日のこのコーナーで書いたような歳出削減を行なうよりも
まず、こういう足元のムダ遣いからやめていくべきです。
ぜひあなたの意見を聞かせて下さい。
ぜひこちらの宛先にメールを送って下さい。
(fujinohideaki@yahoo.co.jp)
こういう細かいことを絶対におろそかにしてはいけません!
開国祭に反対です [税金のムダづかい]
● 開国祭に反対です
とりあえず、3日間のイベントが終わるまでは
邪魔をしないためにも批判をしてきませんでした。
人としての礼儀だと思って
3日間はガマンしました。
なんといっても、
本当にたくさんの市の職員が
土日を返上して暑い中を働いてたのですから。
しかし、それも終わりました。
もういいでしょう。
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政治家フジノは開国祭に反対です。
この3日間のイベントが
おこなわれなければ良かったと
2年前からずっと思ってきたのです。
去年のプレ開国祭にも反対でした。
やるべきではないと固く信じてきました。
その理由を書きます。
● そもそも『開国』なのか
まずそもそもこの開国祭という
考え方そのものに僕は反対です。
アメリカから
ペリーが黒船にのってやってきて
武力を背景にして日本に要求をおしつけた。
当時の軍事力が無かった日本が
それをのまざるをえなかった。
これを開国と呼ぶのは
歴史のとらえかたとして正しいのか。
もしもこれが開国ならば
きっとイラクでも
150年後には開国祭をやるだろう。
現在のイラクと
150年前の日本とは何が違うのか。
そこをきちんと考えたうえでの
今回のイベント開催なのだろうか。
フジノの意見は、こうだ。
ペリーが来たことは開国ではない。
祝う必要もない。
市制100周年を祝うとか
そういうこととは全く意味が違っている。
そもそもこの歴史認識の違いで
開国祭という発想自体がまちがっている
と僕はうけとめている。
このまちがほんとうに『開国』するのは
誰もが安心して笑顔で暮らせるまちになった時だ。
● テンコー、プロレスラー、アロハ姿の市長
プリンセステンコーを呼んでマジックをさせ、
プロレスラーをゲストに呼んで大八車を引く。
そして市長がアロハを着る。
今年の予算に、
こんなことのために3億5000万円も
横須賀市は大切な税金をつかった。
開国祭と呼ぶのはイヤなので
黒船来襲150年イベントと呼びます。
黒船来襲150年イベントに
このまちは3億5000万円もかけました。
ほんとうに3億5000万円も
こんなことに税金をつかう必要があったのか。
僕はそうは思わない。
テンコーを呼ぶこと。
プロレスラーを呼ぶこと。
市長がアロハを着てミス横須賀の隣で手をふること。
ペリーが来て150年たつことと
何のカンケーがあるのか。
このイベントを毎年おこなおうと提案している議員がいる。
フジノは反対だ。こんなイベントはもう今年で終わりだ。
イベントとハコモノのまち、よこすか。
そんなまちはもういらない。