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『言論NPO』と意見交換をしました/より良い民主主義を実現する為に [在るべき政治家・在るべき議会]

(2010年2月9日(火)の活動日記)

● 『言論NPO』と意見交換をしました

 『認定非営利法人・言論NPO』という硬派の団体があるのですが
 わざわざ東京から横須賀までフジノに会いに来てくれました。

 昨年フジノがマニフェスト大賞を受賞したことから
 フジノの活動に関心を持ってくれたそうです。

 そこで今夜19時30分から21時まで1時間半にわたって

 真の意味でマニフェストを浸透させていく為の活動の在り方や
 民主主義を根づかせていく為の活動はどう在るべきかなどについて

 意見交換を行ないました。

 市民のみなさまには全くなじみが無いとは思うのですが
 政治家であれば『当然、誰もが知っているべき団体』の1つなのですね。

 その活動はもう9年目になるのですが
 フジノが持っているイメージは「とにかく『硬派』!」という感じ。

 民主主義をこの国に根づかせていくという大切な理想を実現する為に
 地道ではあるけれども、尊い活動をしてくれている団体です。

 HPから団体の自己紹介の文章を引用させていただくと、

 > 「政治やこの国の将来は
 >  私たち有権者自身が選ぶものである」
 >
 > という強い思いから、
 >
 > 有権者のみなさまに
 > 政治や政策を判断する材料を提供する為に、
 > 政権の政策やマニフェストの評価を行っている非営利組織です。


 『言論NPO』が最近出版したブックレットを購入させてもらいました。
 この本を紹介する文章を引用させていただきます。


 > 私たちはこの度、その評価活動の一環として、
 > 新刊ブックレット『鳩山政権の100日評価』を出版いたしました。
 >
 > 今回の100日評価は、
 > 今年7月の参議院選挙の際に
 > 私たちが実施する本格的な政策評価に向けた
 > いわば中間報告という形となっております。
 >
 > 各種政策の「評価」において何がポイントとなるのか、
 > 政権の政策において何が評価され、何が問題となっているのか、
 >
 > そして、どんな形であれば
 > 国民との約束を軸とした政治に向かうのか
 >
 > といった点を、各分野の専門家の皆様のご協力を得て
 > まとめた書籍となっております。

 とても熱いですね。いいですね~。

 (画像:NPOの紹介の資料と、最新ブックレットを持つフジノ)
09fujino.jpg


 ぜひみなさまも『言論NPO』の活動に
 注目してみてくださいね。


● より良い『民主主義』を実現していく為に

 かねてからくりかえし申し上げてきた通り、
 フジノは『マニフェスト至上主義者』です。

 どれほどフジノが吉田市長を勝手連として選挙で支援してきたとしても
 当選後の彼が自らのマニフェストを裏切ることがあれば
 徹底的に厳しく批判をしてきました。

 敵対した陣営の方々よりも誰よりもフジノが
 厳しい態度で臨んできたはずです。

 それは吉田市長個人の存在よりも
 市民のみなさまとの契約であるマニフェストの方が大切だからです。

 何故そんなにもマニフェストを大切にしてきたかと言えば、
 『民主主義』を本来の在るべき姿に戻すという『目的』を実現する為にも
 マニフェストは重要な『手段』だったからです。

 マニフェスト(政策集)本位で政治家を選ぶということは

 市民のみなさまが
 それまでの全てのしがらみから解放されて
 あくまでもあなた自身の想いにしたがって
 このまち/この国の未来を決めていくことができる

 ということなのですね。

-----------------------------------------------

 ただ...

 『民主主義』という制度が本当にベストなものなのかは
 日本よりも民主主義が進んでいると言われている国々を見ても
 例えば、アメリカやイギリスを見てもまだ分かりません。

 自殺がほぼゼロのブータン王国では『立憲君主制』ですし、
 とても経済が好調なシンガポールはある意味で『独裁政治』です。

 こうした国々は日本よりも国民がより幸せそうです。
 そうすると、『民主主義』よりもより良い制度なのかもしれません。

 つまり、『民主主義』は完全では無いのです。

 そんな風に悩み迷いながらも、今フジノの目の前にある
 現実の日本はいちおう『民主主義』の国です。

 しかし、『なんちゃって民主主義』な上に
 『おまかせ民主主義』の、中途半端な状態です。

 だからこそ、今この現実の中で
 より良い『民主主義』を実現する為に闘うしかない。

 それがフジノの想いです。

 ふだん、いち市議会議員として活動しながらも
 いつだって市民のみなさまに『民主主義』を実現してもらえるように
 必死に意識しながら働いてきました。

 今日の『言論NPO』との意見交換をつうじて
 どんな形で一緒に闘っていくことができるのかは見えませんでした。

 けれども、僕たちの目標(=より良い民主主義の実現)は
 同じはずです。


 (言論NPO資料より)
09document.jpg

 『言論NPO』と直接的に協力はできなくても、
 民主主義の実現に向けて今まで以上にフジノが活動していくことで
 共通のゴールへと近づくことができればと願っています。

 100年以上かかることかもしれません。
 自分が生きている間には実現しないかもしれません。

 それでもあきらめません。


 改めてそんなことを決意しなおした
 有意義な意見交換でした。

共通テーマ:日記・雑感

密室で政治をやるな!市長よ、「公の場」で闘え! [在るべき政治家・在るべき議会]

2009年11月21日(土)の活動日記その1)

● 密室で政治をやるな!市長よ、「公の場」で闘え!

 9月議会での失敗に続いて、まもなく27日に開催される臨時議会でも
 「副市長を誰にするか」という議案が

 『提案』そのものがされない

 という事態になりました。

 そもそも副市長ポストの人事が決定となるには、
 市長が辞令を出せば
 それだけで決まるのではありません。

 市長が正式に『人事の議案』として市議会へ提案をして
 その議案を市議会が『可決』して初めて決定となります。

 しかし、前回も今回も吉田雄人市長は
 そもそも正式な提案を行ないませんでした。

 そうした経緯を報道した神奈川新聞の記事を引用します。


 (2009年11月21日・神奈川新聞より)
21kanagawa.jpg


 副市長人事がまた挫折、背後に市長不信


 横須賀市の吉田雄人市長は
 20日の同市議会議会運営委員会で予定していた
 副市長の人事案内示を取りやめた。

 候補者に対する議会側の反応が芳しくなかったためだが、
 その背景には吉田市長への不信感が影響しているとみられる。

 予算編成を控えた大事な時期だけに、
 副市長の不在による市政運営の停滞が心配される。

 吉田市長は9月の市議会定例会で市職員OB2人の起用を目指したが、
 手続き上の問題で議案を出さなかった。

 そのうちの1人は

 「在任中の業務執行の姿勢に問題点が多すぎる」

 などと議会側から指摘されたため、
 今回は元収入役(66)だけを内々示した。

 元収入役の起用については
 当初、大半の会派は肯定的だった。

 「副市長がいないと市政が回らない。一番困るのは市民」

 と、少なくとも1人は置くべきだという見方が後押ししていた。

 しかし、内々示に対して
 最大会派の新政会が

 「その後の調査で、人選に問題があることが分かった」

 として反対を表明。

 他会派も難色を示し、提案しても同意を得られない可能性が高まった。

 「会派によって都合のいいことを言っている」
 「地ならしが足りない」...。

 7月の就任以来、吉田市長に対する厳しい評価も影響したとみられる。

 9月の定例会に続く2度目の人事案提出見送り。
 人選は白紙に戻す形となり、早期の人事案提出を危ぶむ声も。

 市職員の間には

 「予算編成の大事な時期をどう乗り越えるか」

 と動揺が広がっている。

 一方、市議の間にも

 「市議会への市民の風当たりが強くなる」

 と影響を懸念する声が出ている。

 (引用終わり)
------------------------------------------------------

 人事案件は、議案として提案する前に
 あらかじめ『内内示』という形で
 議会側の意向を確認するという長年の『慣習』があります。

 これは、正式な議案として名前が出た後で
 仮に『否決』された場合に、
 その方々の名誉が傷つくことを防ぐことを目的とした『慣習』だそうです。

 けれども、フジノからすれば、

 「そんな『慣習』は全く不要だ」

 と断言します。

 かつてのような、ある程度の先がはっきり見えるような
 予定調和の政治が続いている時代だったら
 波風を立てないようにそうした古き『慣習』も必要とされたことでしょう。

 けれども、時代が変わったのです。
 激しい選挙の結果、政権交代が成されたのです!

 しかも、圧倒的な勝利などではなくて、
 『わずかな差』での勝利だったのです。

 だから、何をやるにも簡単にいくはずが無いのです。
 そんなことは分かりきっていたことなのです。

 毎日の全てが闘いなのです。

 絶対に負けてはならない闘いが
 24時間休むことなく365日ずっと4年間、続くのです。

 当然、副市長になるべき人間も
 あらかじめ、あらゆるプライバシーが世間にさらされたりすることや
 こころが削られるような想いをせざるをえないのは分かりきっていたことです。

 そんな覚悟がない人間は、
 新しい横須賀の副市長にはなるべきではないのです。

 何故ならば、36年間の官僚政治を打ち破ったのです。
 『新しい横須賀』をめざして、『新しい政治』を実現していくのです。

 それにも関わらず、吉田市長は、誰に、何を、遠慮をしたのでしょうか?

 市議会の多数派でしょうか。
 副市長候補の方でしょうか。

 もしそうならば、吉田市長は完全に間違っています。
 1番最初に大切にしなければならないのは、『市民のみなさまの暮らし』です。

 来年度予算案をつくっているこの時期に
 しかも財源が全く足りない危機的な状況であるのに
 『市民のみなさまの暮らし』以上に大切にすべきものはありません。

 市民のみなさまの暮らしは今も待ったなしの状況なのに
 副市長人事さえも決着を付けられないならば、

 本当の闘いの場である『来年度予算案』の審議なんて
 乗り切れるわけがありません。

 こんな状況が続くならば、予算案の否決だってありうるでしょう。

 フジノは吉田市長に言いたい。
 「闘え!」と。

 しかも、市民のみなさまの目が全く届かない
 密室でのやりとりは、もうやめるべきです。

 堂々と開かれた公の場(市議会・本会議/委員会など)で
 市民のみなさまに説明責任を果たしていくべきです。

 市議会側が理不尽な言いがかりで可決をしないのか、
 それともまっとうな理由があって提案に反対なのか、

 このまちの主役である、市民のみなさまに判断していただくべきです!

 何故こんな市民不在の『密室政治』を
 よりによって吉田雄人がやっているのか。

 あまりにも、おかしいです。


● 公開の場で、市長と議論がしたい/副市長人事

 9月に提案される予定だった2名(2人とも官僚OB)についても
 今回提案される予定だった1名(官僚OB)についても

 正式に市議会へ提案されていたとしたならば、
 フジノは反対するつもりでした。

 何故ならば、36年間続いたこのまちの官僚政治を破りたくて、
 つまり、『脱・官僚』を目指したからこそ
 フジノは吉田雄人候補を信じて選挙を闘ったのです。

 (09年6月23日・追浜駅にて)
21changethebureaucracy.jpg

 しかし、最終的に反対票を投じる前に
 もちろん公の場(本会議)で、市長へ質疑をするつもりでした。

 つまり、最低でもこの5つの質問をして
 吉田市長の考えをうかがうつもりでした。


  (質問1)
   『脱・官僚』を市長選挙のテーマにしてきた吉田雄人が
   何故、あえて官僚OBを副市長に選んだのか?

  (質問2)
   たとえ官僚OBであっても、その人のサポートがあれば
   必ずマニフェストが実現できると言えるのか?


 また、市民の方々の多くは、吉田市長であれば
 次のようなイメージを持っていたはず。


  (質問3)
   副市長は、『外部』から『民間出身』の人を選ぶべきではないか?

  (質問4)
   男女共同参画社会の実現を目指す上で
   2名の副市長のうち1名は女性を選ぶべきではないか?

  (質問5)
   市職員にも優秀な若手がたくさんいる中で
   マニフェスト実現に全身全霊をかけるやる気のある若手職員を
   副市長に抜擢すべきではないか?


 そして、吉田市長がその全てに対して
 フジノの疑問を解消させてくれるような答弁があったならば

 つまり、官僚OBであろうがマニフェスト実現に最もふさわしいのだと
 フジノだけでなく、市民のみなさまを納得できる説明責任を果たせば

 反対票ではなく、賛成票を投じることにするつもりでした。

 それが、『民主主義』というものです。

 お互いに分かり合えない立場からスタートしているのだからこそ、
 開かれた公の場での議論を通して、分かり合っていくのです。

 けれども今の状況は、全く密室での出来事であって
 市民のみなさまには何も見えない。こんなことはおかしい!

 絶対に次の12月議会では、副市長人事を正式に提案すべきです。

 吉田市長、市民のみなさまの為に
 開かれた公の場で堂々と説明責任を果たすべきです。

 市議会がどれだけ反対しようとも、闘えばいいのです。

 あなたの意見が正しければ、市民のみなさまはあなたを応援するでしょう。
 あなたの意見が正しければ、市民のみなさまは市議会を批判するでしょう。

 しかし、今のような不透明な状態では
 あなたのことを応援することなんて、とてもできない。

 こんな不透明な現状は、最悪です。
 市長、今こそ闘うべきです。

共通テーマ:日記・雑感

横粂勝仁さんミニ集会@横須賀中央へ(その2)/希少性の低い存在 [在るべき政治家・在るべき議会]

2009年7月25日(土)の活動日記その5)

● 横粂勝仁さんミニ集会@横須賀中央へ(その2)/希少性の低い存在

 (前回より続いています)

 さて、ミニ集会はまず横粂勝仁さんの挨拶から始まりました。

 とても印象に残った言葉がありました。


 「私は、毎日必ず横須賀・三浦のあらゆる駅や街頭に立っています。
  また、自転車で毎日約50kmも市内を走っています。

  ですから、市民のみなさまは、
  私に会おうと思えばいつでも会える訳です。

  つまり、テレビで人気がある有名人みたいに
  実物にはなかなか会えない、といった『希少性』は私にはありません。
  いつでも誰でも私に会おうとすればそこに私はいるのですから。

  そんな希少性の低い私なのに、
  わざわざミニ集会に来て下さって本当にありがとうございます。

25MrYokokume3.jpg

  けれども、実は私は
  希少性が低いことこそ政治家であると考えています。

  政治家ならば、いつも市民のみなさまのすぐそばにいる、
  誰にとってもいつでも話しかけることができるのが当たり前の、
  そんな存在でなければいけない
  と私は考えているのです。

  もちろん、国会の中で全力投球するのは当然のことです。

  ただ、その前に、
  市民のみなさまの生の声を徹底的に聴かせて頂く、
  いつでも市民のみなさまの生のご意見をうかがわせて頂ける、

  そうすることで国会の場でも
  本当に市民のみなさまの代表として
  その声を訴えることができるようになるはずです。

  私はこれからも、いつでもみなさまとお会いすることができる、
  そんな政治家になりたいのです」


 フジノも全く同感です。

 毎日フジノが政治家として市内をバイクで走りまわっていると
 あるいは事務所で仕事をしていると、

 毎日、数回は必ず横粂さんの姿を見かけるのです。

 自転車で遊説している姿だったり、
 駅前で演説をしている姿だったり。

 毎日、必ず横粂さんの姿を見かけます。

 もしくは姿は見かけなくても彼の声が必ず聴こえてきます。


 誰でも彼に気軽に話しかけられますし、
 誰でも彼に直接に意見を述べたり批判をしたりできるのです。

 そんな身近な存在の新しいタイプの国会議員が誕生したら
 本当に素晴らしいことだとフジノは考えています。

 小泉元総理のように

 市民の声には全く耳を傾けようとせずに
 市民の想いとは全くかけ離れたことを平気でするのがリーダーシップだと
 勘違いしている古い政治家にはもう退場してほしい。

 フジノはそう強く願っています。

 スケジュールも公表されていないし、どこにいるのか分からない。
 ちやほやされて人気はあっても、市民の生の声は届かない。
 ふと姿を現しても、いつも身内にガードされていて声すらかけられない。


 そんな政治家は、もう必要ありません。


 (さらに続きます)

共通テーマ:日記・雑感

横粂勝仁さんミニ集会@横須賀中央へ/誰もが参加できる新しい政治へ! [在るべき政治家・在るべき議会]

2009年7月25日(土)の活動日記その4)

● 横粂勝仁さんミニ集会@横須賀中央へ

 今日は午後から、横須賀中央・大滝会館(さいか屋の裏です)で行なわれた
 横粂勝仁(よこくめかつひと)さんのミニ集会に参加しました。

 市民の方とギリギリまで話していた為に
 フジノはスタート直前に会場へ入ったのですが

 なんと参加者が多すぎた為に会場のイスが足りなくなって
 急きょ、追加のイスが運びこまれていました。

25MrYokokume1.jpg

 テーブル席とは別に作られたマスメディア向けの取材席も満席!
 本当に取材陣もすさまじく多かったです。


● 誰もが参加できる政治へ/新しい政治の姿を発信したい!

 フジノは昨日のフォーラムに引き続いて
 Twitterでのリアルタイムつぶやき(実況中継)に挑戦しました。

 (フジノのツイッター:http://twitter.com/FujinoHideaki

25mytools.jpg

 上の写真はフジノの2つの道具。
 ノートパソコンと、ウィルコムのPHSです。

 これで全世界とリアルタイムでつながることが可能になります。

 実は、昨夜のそのフォーラムの会場で
 横粂勝仁さんの後援会サイト(素晴らしい完成度のHPです)を
 作っていらっしゃるAさんと再会しました。

 Aさんはリアルタイムつぶやきに挑戦するとのことだったので
 ライバル心を刺激されたフジノも挑戦することにしました。

 ...というのはウソで、

 昨夜のフォーラムで唯一こころのこりだったのが、
 リアルタイムで全国の方々からせっかくご意見をいただいていたのに

 ステージにいた出演者・フジノは応えたいのに
 正式な形では答えることができなかったのですね。

 (非公式に個人的な形でツイッターを使って
  ステージからツイッターで反応はしていたのですけれど...)

 昨夜は、時間の関係でムリだったのですが

 本来でしたら質疑応答の時間を作ったり、
 あらゆる形で参加型の双方向の形で応えるべきでした。

 だから今日は、それを実現することに決めました。

 今日のミニ集会だって、
 参加したいのにできなかった方々がたくさんいます。

 例えば、フジノの仲良しである重度の障がいがあるBさんは、
 今日のミニ集会に参加したかったのです。

 Bさんはガイドヘルパーさんを利用しなければ
 外出はできないけれども

 インターネットを使って、フジノやAさんが行なう
 リアルタイムつぶやきを読むことは、自力で完全にできるのです。

 だから、インターネットの双方向の力をフルに使いさえすれば
 Bさんにもこの場に参加しているように
 体感してもらえます。

 それならば、それを実現するのは
 『政治家』の『果たすべき当たり前の責任』です。

 横粂さんやAさんやフジノたちが目指している
 『新しい政治』の姿とは、決して誰も見捨てない社会です。

 例えば、今すでにあるインターネットなどの道具を使えば
 ミニ集会の場に参加することができなくても
 ほぼ同じ体験ができるのならば

 それを実現して市民のみなさまの誰も参加できるようにするのが、
 『新しい政治家』の『当たり前の行動』なのです。

 残念ながらリアルタイム動画中継をするノウハウは
 フジノにはありません。でもリアルタイムでのツイッターならできます。

 それならば、やるべきなのです。

 リアルタイムつぶやきをして
 それに市内外の全国の方々からご意見やご質問をいただいて

 そのつぶやきをフジノが横粂さんにぶつけて
 横粂さんの答えをまたフジノがツイッターで書けば、
 いくらでも質疑応答が全世界に広げていくことができるのです。

 重度の障がいがあろうとなかろうと
 仕事のつごうで足を運べようと運べまいと

 インターネットなどの道具さえあれば、どこにいても
 誰もが参加できる新しい政治の姿を
 フジノは、横粂さんと実現していきたいのです。

 という訳で、Aさんとフジノは同時に
 リアルタイムでミニ集会の様子をツイッターによって
 実況中継していったのでした。

 残念ながら、フジノのPHSは
 最後の最後でバッテリーが切れてしまい(これは誤算でした)、

 ツイッターでいただいたご質問を
 横粂さんにぶつけることはできませんでした。

 それでも事務所に戻って充電をしてみたら
 たくさんのご質問を頂いていました。

 今後のミニ集会にフジノが足を運べた時には
 会場に来れない市民のみなさまの声を横粂さんに届けます!

 忙しくて来れないけどインターネットならば観られる。
 障がいやケガなどの理由で足を運べないけれどケータイ端末なら見られる。

 それならば、ぜひともミニ集会に
 会場の外からご参加ください!

 どうか今後に期待していて下さいね。

 雄人(吉田雄人市長)との市長選挙ではマニフェスト選挙を実現しましたが
 横粂さんとは新しい形の参加型の政治を実現したいです。


 (つづきます)

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杉本副市長が辞任へ/忠臣はニ君に仕えず... [在るべき政治家・在るべき議会]

(2009年7月3日(金)の活動日記その1)

● 杉本副市長が辞任へ/忠臣はニ君に仕えず...

 蒲谷市長をこの4年間にわたって支えてきた杉本副市長が、
 一身上の都合ということで辞表を提出し、受理されました。

 蒲谷市長と共に、7月9日付けで退任となります。

 (全市議会議員あてに配布された資料はこちらです)


 昔からわが国には『忠臣はニ君に仕えず』という言葉があります。

 蒲谷市長を支える為に忠誠を尽くしてきた以上、
 新たに雄人(吉田雄人・新市長)に仕えることはできない、

 という杉本副市長の姿勢は
 まさに武士道の精神なのだと思います。

 政治家としてフジノは
 杉本副市長の決意をこころから尊敬いたします。

 杉本副市長についてフジノが最も鮮明に覚えていることは
 2007年8月の出来事です。

 蒲谷市長へフジノはある抗議文を提出に行ったのですが
 公務の都合で市長のかわりに杉本副市長が受け取った時のことです。


------------------------------------------------
 (当時の活動日記から引用します)

 蒲谷市長ではなく、杉本副市長が抗議文提出の場に来ました。

 抗議文章を読み上げた後、
 一柳議員とフジノが一言ずつ市長に対する抗議を述べました。

 「この場では議論をしない」

 と、事前に杉本副市長とお互いに約束してたのですが
 結局、一柳議員もフジノも副市長も熱くなって
 立ったまま、反論の応酬になってしまいました。

 でも、そういう杉本副市長の姿勢(本気での反論)は
 フジノはキライではありません。

 フジノたちは本気で抗議している訳です。
 だから、杉本副市長が本気で反論してくるのは当然のこと。
 仕事に熱心な訳ですから。


 (引用おわり)
------------------------------------------------

 こうして、本来は紳士的にただ提出するだけの抗議文を間に
 フジノは激しく杉本副市長と議論をしたことを
 今でも鮮烈な印象と共に憶えています。

 フジノはこういう熱い職員の方が大好きです。
 杉本副市長はまさにそうした熱い職員のお手本のような方でした。

 あらゆる機会に蒲谷市長の盾となって
 様々な意見や批判を受け止めてきた杉本副市長の姿を思い出します。

 さらに、多発するアメリカ兵の犯罪を防止すべく立ち上げた
 『基地周辺地区安全対策協議会』では

 杉本副市長みずからが委員長となって
 安全対策についてまとめていった姿も印象に残っています。

 ●

 今日、フジノは雄人(吉田雄人・新市長)と共に
 選挙事務所の閉所にともなう当選報告会で数時間を過ごしたのですが

 やはり杉本副市長の辞任についても
 話題になりました。

 雄人もまた

 「杉本副市長の辞任は、すでに決定してしまってから聞かされた。
  けれども、せめて、慰留させていただきたかった」

 と述べていました。
 フジノも同じ想いです。

 杉本副市長、これまで横須賀市の為に
 本当にありがとうございました。

 たとえ手段や方向性は違くとも、
 このまちを愛して、このまちの為に体をはって働いて下さった先輩に
 こころから「おつかれさまでした」と申し上げたいです。

 ありがとうございました。

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フジノは誰とも「会派」を組みません [在るべき政治家・在るべき議会]

(2009年7月2日(木)の活動日記その2)

● フジノは誰とも「会派」を組みません

 昨日、Twetterではすでにお知らせしたことなのですが
 (http://twitter.com/FujinoHideaki

 これまで会派『新政会』に所属していた
 神保さん(神保浩・市議会議員)が、離団しました。

 会派『新政会』は
 蒲谷前市長と政策協定を結んでいたにも関わらず

 神保さんが雄人(吉田雄人・新市長)の選挙応援にまわったことの
 責任を取るということなのでしょうね。

 けさ、改めて新聞報道がなされていました。

 (2009年7月2日・朝日新聞・朝刊より)
02asahi.jpg

 (2009年7月2日・神奈川新聞より)
02kanagawa2.jpg

 前回の活動日記で
 フジノは『与党にならない宣言』をしましたが

 もう1つ、市民の多くの方々から誤解されていることを
 ここでしっかりと宣言しておきたいと思います。

 フジノは、誰とも会派を組みません!

 雄人を応援した3人で、つまり

  ・神保ひろし議員

  ・浜野まさひろ議員

  ・フジノ

 で、新しい会派をつくるのだというデマが流されています。

 これは、100%のデマです。

 フジノは今日、正式に市議会事務局に対して
 担当者を通じて、議事課長、議会事務局長に対しても

 「このまま絶対に無所属で僕はいきます」

 とお伝えしました。

 すでにフジノは2003年の初めての立候補の時に
 このようにハッキリと市民のみなさまに宣言しています。

 > (1)立候補した時に『無所属』と名乗った以上、
 > 最期まで『無所属』を貫きます
 >
 > 当選してから突然に会派に入ったりするのは、
 > 数合わせに過ぎないし、立候補した時点ではっきりするべきことです。
 >
 > 当選した後から会派に入るのは『公約違反』だ
 > とフジノは考えています。


 フジノは途中で信念を曲げるつもりはありません。
 浜野議員とも、神保議員とも、いや、誰とも会派を組みません。

 3人と雄人のカンケーというのは
 あくまでも選挙において
 勝手連として応援した、というだけのことです。

 マニフェストを実現していくのは
 市長と市議会の議論によって成されていくもので

 古い政治のように、数の力で押し切るような
 バカげたことはもう繰り返してはいけないのです。

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 政策集団としての会派づくりという動きが
 全国の先進的な地方議会では行なわれているようですが

 ただ、横須賀市議会の場合では
 複数の会派の名前を見ていただければお分かりいただけるのですが

 国の政党の名前をそのまま
 『~党市議団』とか『~党横須賀市議団』といったように
 名乗っていて

 フジノはそれらをもって
 『政策集団』と受け止めるのはいかがなものかと考えています。

 したがって、そうした会派をつくることよりも
 横須賀市議会議員すべてが
 1つの横須賀市議会という会派であるべきです。

 そして、市長という巨大な権力組織を
 チェックして、政策提案を行なっていくのが、総体としての市議会です。

 少なくとも本来あるべき市議会の姿とは
 そうした姿だと考えています。

 ですから、フジノは政治信念として
 絶対に会派には所属しません。最後まで無所属を貫きます。

共通テーマ:日記・雑感

フジノは「与党」なんかにはなりません [在るべき政治家・在るべき議会]

(2009年7月2日(木)の活動日記その1)

● フジノは「与党」なんかにはなりません

 多くの市民のみなさまが誤解しておられるので
 ここではっきりとご説明させていただきます。

 『地方政府』というのは、
 『市長が率いる行政』と『市議会』によって構成されています。

 『国の政府』とは違って、
 『総理大臣』の味方である『与党』とか敵である『野党』というものは

 『地方政府』には、そもそも存在していません。

 それなのに、市議会の中に
 市長の与党とか市長の野党という派閥があったのは

 古い政治家が権力者(=市長)とべったりくっついて
 まちがった政治を行なってきたからです。

 本来、憲法・地方自治法に示された
 在るべき姿とは、地方政府には与党も野党も存在しません。

 あるのはただ2つだけ、
 『市長』をリーダーとする『行政』と
 与党も野党も存在しない意思決定機関としての『市議会』だけです。

 ですから、今日の神奈川新聞の連載を読んで
 フジノは激しい違和感を抱きました。

 タイトルは『少数与党』です。

 (2009年7月2日・神奈川新聞朝刊より)
kanagawa.jpg

 記事の内容によれば、
 雄人を応援した市議は3人しかいないので

 市議会の大多数が『野党』である為に
 マニフェストの実現は難しいのではないか、いう内容になっています。

 ということは、自動的に雄人を応援した3人(含むフジノ)は
 『与党』という扱いにされています。

 待って下さい!

 フジノは『与党』になんかなるつもりはありません。

 歴代市長(沢田元市長、蒲谷前市長)に対しても
 正しいことは正しいと評価して、
 間違っていることは間違っていると批判してきました。

 雄人(吉田雄人・新市長)に対しても
 常にフジノは厳しくチェックをしていきます。

 (吉田・新市長HP:http://www.yuto.net/

 フジノスタッフもみんな吉田新市長とフジノの
 激しい論戦を期待しています。

 また、雄人もフジノの性格は十二分に承知していて
 フジノが雄人の味方になんかならないことは分かっています。

 選挙前に彼を応援する決心をした時から、
 2人ともこのことは合意済みです。

 フジノは吉田新市長の提出する議案を
 無条件に賛成するなんてことはありえません。

 そもそも地方議会に、与党・野党というものは存在してはならないのです!

 フジノや雄人が実現したいのは、本当の二元代表制です。
 本当の民主主義を実現したいのです。だからマニフェスト選挙をしました。

 それを古い時代のまちがった政治手法である
 市長の与党とか市長の野党とか、そんな昔の構図にあてはめないで下さい。

 フジノたちが目指しているのは、本当の活気ある市議会です。
 だから、吉田・新市長に無条件に賛成するなんてことはありえません。

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北川正恭さんからお祝いの言葉をいただきました/横須賀市長選挙 [在るべき政治家・在るべき議会]

(2009年7月1日(水)の活動日記その2-1)

● 北川正恭さんからお祝いの言葉をいただきました/横須賀市長選挙

 今日は、いろいろなことがありました。
 その中から2つのことをご紹介しますね。


 早稲田大学マニフェスト研究所の所長であり、
 わが国でのマニフェストによる政治を推進する活動のリーダーである

01DrKitagawa.jpg

 北川正恭さん(元・三重県知事、画像参照)から、
 お祝いの言葉をいただきました。


 「今回の横須賀市長選挙ではマニフェストを前面に強く打ち出した
  マニフェスト選挙となったことをこころから歓迎しています」


 本当にうれしく感じました。
 ありがとうございます!

 (早稲田大学マニフェスト研究所HP:http://www.maniken.jp/
  北川正恭さんHP:http://www.office-kitagawa.jp/


 「もう『お任せ民主主義』は終わらせなければ日本の未来は無い!」

 そんな想いで4年前、北川さんのもとに集って、
 フジノは『ローカルマニフェスト推進地方議員連盟』のメンバーになりました。
 (http://www.hide-fujino.com/diary/2005/mar4.html#050326

 4年前の市長選挙では、必死に働きかけたものの残念ながら
 マニフェスト選挙を実現できませんでした。

 けれども今回の市長選挙では、絶対に実現すべく、
 必死に各方面に働きかけました。

 もちろん、フジノだけの成果ではありません。

 マニフェスト選挙が成立する為には
 1人の候補者がマニフェストを作るだけじゃダメなんです。

 全ての候補者がマニフェストを作成して
 マニフェストをもとに政策を競いあって初めて実現するのですね。

 そもそも広く社会全体にマニフェストへの理解が増したこともありますが
 全ての候補者がマニフェスト作成に乗り出してくれたことに
 本当に感謝しています。

 これからの首長選挙(都道府県知事・市町村長)では
 もはやローカル・マニフェストは当たり前の存在『標準装備』です。

 選挙の時に、ただ名前を繰り返し叫んでお願いするのは
 本物の民主主義ではありません。

 マニフェスト(市民のみなさまとの契約)を掲げて政策を闘わせる、
 そのマニフェストをもとに市民のみなさまは自ら選択するのです。

 お願いから約束へ、この流れを絶対に止めてはいけない。

 そう信じて活動してきたフジノにとって
 北川さんの労いのお言葉は、本当にうれしかったです。

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 フジノとしては、できれば可能な限り早い時期に

 『吉田雄人・新市長と北川正恭さんとのマニフェスト対談』

 が実現することを願っています。

 この2人が対談することは、
 日本全体のマニフェスト選挙を推進していく上で大きな意味があります。

 なんとか実現に向けてセッティングができないものか、
 フジノは本気でこの実現を願っています。


 (今回の市長選挙におけるフジノの役割は
  北京の蝶々になれたのではないかと密かに自負しています)

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よし!横須賀市で初めてのマニフェスト選挙だ! [在るべき政治家・在るべき議会]

(2009年6月15日(月)の活動日記その1)

● よし!横須賀市で初めてのマニフェスト選挙だ!

 2003年のフジノ自身の選挙の時から現在に至るまで
 しつこいと言われてもしつこいと言われても

 「政治家を選ぶのはあくまでも『政策』だ!」

 と訴え続けてきました。

 そして、マニフェスト選挙を徹底的に推進していく為に
 同じ想いを持つ全国の政治家たちでたちあげた

 『ローカルマニフェスト推進地方議員連盟』にも
 2005年3月の設立準備の段階から参加してきました。

 もちろん、2005年の市長選挙においても
 マニフェスト選挙の実現をめざしましたが

 現職で無ければ数値目標などを書き込むことが難しいことや、
 マニフェストの配り方が法的に整備されていなかった、などの
 いくつもの課題があって、実現には至りませんでした。

 けれども今回は違います。

 日刊インターネット新聞社のインタビューに答えた時の動画でも
 フジノは宣言しましたが、

 今回はついに横須賀で初めての
 マニフェスト選挙になります!

 そんなフジノにとって、とてもうれしい内容の
 昨日の神奈川新聞の記事がありましたので、ご紹介します。

 (2009年6月14日(日)付・神奈川新聞より)
14kanagawa.jpg

 告示まで1週間、マニフェスト対決の様相/横須賀市長選


 21日の告示まであと1週間に迫った
 任期満了に伴う横須賀市長選は、

 立候補表明している3氏とも
 マニフェスト(政権公約集)づくりに力を入れている。

 有権者の意見を聞きながら内容を修正する動きもあり、
 政策で競う「マニフェスト対決」の様相を強めている。

 出馬表明しているのは、
 表明順に現職の蒲谷亮一市長(64)、いずれも新人の
 吉田雄人市議(33)と
 呉東正彦弁護士(49)の3氏。

 蒲谷氏のマニフェストは経済対策を最優先課題に置き、
 中小企業への緊急金融支援、
 設備投資特別減税など実施中の対策を紹介。

 そのほかに「政策の5本柱」として、

 (1)地域の活性化
 (2)子育て・教育環境の充実
 (3)高齢者・障害者に優しいまちづくり
 (4)安全・安心なまちづくり(5)エコのまちづくり― をうたっている。

 吉田氏は5日、B5判で14ページに及ぶ
 マニフェストの解説版を発表。

 自然環境、市役所改革など9項目についてQ&A方式で説明。

 目標期間を「すぐにやる」から「実現には4年以上かかる」まで
 4種類に分け、

 市長らの専用公用車廃止、
 財政基本計画の策定、
 自治基本条例の制定、
 入札制度改革などを盛り込んだ。

 呉東氏のマニフェストは、
 支援母体の市民団体メンバーと一緒に作成した。

 地域循環経済の実現で活性化を目指す経済対策を第1に置き、
 原子力空母の安全対策と
 母港化見直しまで
 重点政策の10項目を打ち出した。

 弁護士活動の実績を生かし、
 自然保護やセーフティーネットづくりにも力を入れるとしている。

 (佐藤浩幸)

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 (引用おわり)

 僕たちは、民主主義を本来の姿に戻す為に
 マニフェスト選挙を実現します。

 市民のみなさまが全てのしがらみから解放されて
 あくまでもあなた自身の想いにしたがって
 マニフェスト(政策)で、このまちの未来を決めていくのです。

 一緒に希望ある未来を創りだしていきましょう!

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リーダーの孤独/本物の政治家は孤独に耐えなければならない [在るべき政治家・在るべき議会]

2009年6月7日(日)の活動日記)

● リーダーの孤独/本物の政治家は孤独に耐えなければならない

 政治家は、孤独です。

 正確に言うならば、『リーダー』である政治家は孤独です。

 どれだけたくさんの市民ボランティアの方々が
 一緒にマニフェストを配ってくれていても

 そのマニフェストに書かれた政策に対して
 全ての責任を負うのは、リーダーであるその政治家1人きりだけです。

 たくさんのボランティアの方々に囲まれていても
 演説をしているその瞬間、
 語りかけているリーダーは1人きりなのです。

 数千億円もの借金づけにさせられた
 このまちの厳しい財政に直面しながらも

 その財政危機を克服するための道筋を必死に考えて
 こどもたちの未来への希望を語るリーダーは、ただ1人きりなのです。

 どれだけのアドバイザーがいてくれても
 最後に決断するのは、リーダー1人きりなのです。

 全ての責任をその両肩に背負って
 あらゆる困難に直面しながらも、笑顔で希望を語り続けていく。
 それはとても孤独な作業です。

 例えば、「人前で演説してる時に全く緊張していないように見える」と
 よく言われるフジノであっても

 5日の吉田雄人総決起集会でのフジノの応援演説の前には
 こんな風でした。
 水を飲みながら精神統一をしているところですね。

 (ちょうどAさんに写真を撮られていました)。

05backstage6.jpg

 祈るべき神も持たない僕たちは、
 ただ現実を変えていく為に自分の信念を唯一のよりどころにして
 前へと歩みを進めていくのです。

 リーダーであることは、実はとても孤独です。

 もちろん政治家という職業についてはいても
 リーダーにふさわしくない人間はたくさんいます。

 だから、政治家=リーダーではありません。

 また、リーダーであることの孤独と、
 単なる仲間がついてこない『孤独なリーダー』とは全く別の話です。
 それはリーダーシップに欠けるニセモノのリーダーです。

 フジノが今、語っているのは『本物のリーダー』は
 たくさんの人々に支えられているので、表面上は孤独ではありません。

 けれども、最後の最後は1人きりで決断をする、という意味において
 リーダーは孤独なのです。

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 雄人(吉田雄人市議会議員)
 リーダーになるべき人間だとフジノは感じています。

 逆説的ですが、総決起集会のバックステージで
 フジノは雄人の姿に『リーダーの孤独』を感じました。

 勝手連としてフジノは雄人の表情を
 この2ヶ月間、間近で見てきて

 (より正確に言えば、彼は高校時代の後輩ですから
  17年前から僕は彼の横顔を見てきました)

 最近、彼の顔つきがぐっと引き締まって
 リーダーとしてふさわしい表情になってきたのを感じます。

 もちろん、ふだんの彼は気さくな人間で
 いつもジョークを飛ばしながら、まわりの人々を笑わせています。

 そんな彼のまわりにはいつもたくさんの人たちがいて
 楽しく笑いながら過ごしていることが多いです。

 けれども、ふだんの彼と、
 リーダーであることを求められる瞬間の彼とは、全く別なのです。

 それは、きっとこれを読んでいるあなたも
 すでに感じているはずです。

 例えば、彼は開場前のリハーサルは
 笑顔でこなしていました。

 時に、ジョークもこぼれていました。

05before2.jpg

 けれども、開場してお客さまが続々と入場してきて
 本番がついにスタートして
 バックステージで
 ただ1人きりになった彼は表情が変わります。
 リーダーとしての表情になるのです。

 そこに漂うのは、『リーダーとしての孤独』です。

 これから600人もの市民のみなさまを前にして
 彼は『希望』を語らなければならないのです。

 人々が未来に変化が起こると信じられるようになるのは
 彼の言葉によってのみなのです。

 彼は、その言葉を紡ぎださねばならないのです。
 誰も彼の代わりになることはできません。

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 それは彼のすぐそばに居て
 最も近い立場にいるフジノでさえも、不可能です。

 1才違いの高校・大学の先輩後輩として
 似たようなキャリアをたどってきて

 6年間、同僚議員として仕事をしてきて

 その重責や孤独を同じ政治家として
 他の人々よりは深く理解することはできても

 決して彼と同じ立場になることはできないのです。
 誰も彼のかわりになることはできないのです。

 バックステージでフジノにできることは
 笑顔で言葉を交わして
 じゃっかんの緊張をほぐしてあげることぐらいです。

05backstage5.jpg

 リーダーが持つ本質的な孤独は
 誰にもぬぐうことはできない宿命的なものなのです。

 それは、家族でさえも不可能です。

 彼は善き父であり、善き夫であり、愛に満ちた家族がありますが
 今この瞬間の彼には、家族という強い支えは彼にパワーを与えはすれども
 彼の孤独を埋めることはできません。

 何故ならば、彼は今、家族を支える父であるだけではなく、
 42万人もの市民のみなさまを支えるリーダーだからです。

05backstage2.jpg

 けれども、その孤独に耐えてこそ、本物のリーダーなのです。

 彼にはそれができます。

 41万人のまちのリーダーとしての重責を
 彼はしっかりと受け止めることができます。

 彼は1人きりで全ての重圧を受け止めて、
 決して負けることなく前へと進んでいくでしょう。

05backstage3.jpg

 そして、華やかなステージに立つ時には
 そんなリーダーの孤独を一瞬も感じさせることなく

 市民のみなさまがこのまちに希望を感じられるようなまちへと
 彼の言葉が人々のこころにしみわたっていくように
 笑顔で彼は語りはじめるのです。

05yuto3.jpg

 政治家としてフジノは彼の間近にいて、
 リーダーとして彼はまさにふさわしい顔つきになってきたことを感じます。

 僕は、吉田雄人という存在と、
 同じ時代に生きることができたことにうれしく感じます。

 彼は必ずこのまちに希望をもたらす
 新しいリーダーになるはずです。

 僕たちにできることは、そのリーダーを支えていくこと。
 リーダーの決断が鈍らないように、常に声をあげていくこと。

 リーダーの肩書きを外したプライベートの瞬間には、
 1人の仲間としてお酒を酌み交わしたり、くだらないジョークに笑いあうこと。

 がんばれ、吉田雄人。
 がんばれ、新しきリーダー。

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