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3月は『自殺対策強化月間』です/「広報よこすか」3月1日号から [自殺予防対策]

(2010年2月25日(木)の活動日記その2)

● 3月は『自殺対策強化月間』です/「広報よこすか」3月1日号から

 まもなくみなさまのお手元に届く『広報よこすか』3月1日号には、
 自殺対策強化月間のおしらせが載っています。

 政府が打ち出した『自殺対策100日プラン』に基づいて
 フジノも12月議会でさらなる対策を訴えましたが

 横須賀市としても、3月を『自殺対策強化月間』として
 街頭キャンペーンなどの取り組みを新たに行なうことになりました!

 (広報よこすか・3月1日号・3面より引用)
クリップボード01.jpg

 3月は『自殺対策強化月間』です~今、できることから始める~

 わが回では、毎日100人もの人が自殺で亡くなり、
 その4倍、5倍の人が遺族になるという事態が、
 平成10年以降12年間続いています。

 このような厳しい現状を踏まえ、国は、
 例年最も自殺者の多い3月を「自殺対策強化月間」と定めました。

 3月は決算期を迎え、失業や倒産を迫られる人が増えることから、
 自殺者が増えると言われています。

 自殺を防止するために大切なことは、
 周囲にいる皆さんが悩みに気付き、早めに専門家につなぎ、
 温かく見守ることです。

 そのことが、悩んでいる人の弧立を防ぎ、生きる希望につなげます。
 わたしたろにできることを、今から始めることが大切です。

 ● 自殺対策強化月間パンフレット

 「見逃さないで命のSOS “一緒に生きる”を伝えたい…」

 あなたに気づいてもらいたいメッセージを掲載しています。
 3月15日(月)の新聞に折り込むほか、
 市役所1階市政情報コーナー、行政センター、役所屋などでお配りします。
 ぜひご覧ください。


 ● 自殺対策街頭キャンペーン

 ・3月15日(月)京急汐入駅前

 ・3月17日(水)京急北久里浜駅前

 ・3月18日(目)JR衣笠駅前

 時間はいずれも17時から。

 市民ボランティア、精神ボランティアの皆さんと、パンフレットをお配りします。

 【お問い合わせ:保健所健康づくり課(822)4336】


 ● よこすか心のホットライン

 悩みを抱えたときは、適切な相談機関に相談することをおすすめします。
 冊子「よこすか心のホットライン」は、市の自殺率や
 うつ病に対する理解、相談機関、
 市内・近隣で精神科などのある医療機関を掲載しています。

 行政センター、役所屋、市役所1賠市政情報コーナーでお配りしています。

 (引用終わり)
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 もちろん9月の自殺予防キャンペーンに続いて
 フジノもこの街頭キャンペーンに参加します。

 3月はずっと予算議会のまっただなかですし
 予算委員会の終了は夕方過ぎなので、
 スタート時間には間に合わないかもしれませんが
 必ず3日間、行きます。

 そして、一緒にキャンペーンをお手伝いしてくれる人を
 こころから募集しています。

 できることならば、ただ「ボランティアをしたい」という方では無くて
 自殺・自死に対して共感的な理解のある方にお願いしたいと思います。

 1日だけでもOKですし、3日間フルでも助かります。

 お名前とご連絡先(住所・電話)をフジノまで
 メールをくださいませ。

 当日いきなり参加はムリなのでお断りしております。

 しめきりはありませんが、事前の準備がありますので
 早ければ早いほど助かります。どうかよろしくお願いします!


● 政府も動いてくれている/鳩山総理メルマガで言及!

 昨年に福島みずほ自殺対策担当特命大臣を訪れた時
 新政権の自殺対策への本気度について
 フジノはこのように記しました。


  > フジノは前政権の時から
  > 内閣府の自殺対策推進室には強い信頼感を持っていました。
  >
  > けれども、その上司である方々(国会議員の大臣たちです)は
  > 本当に自殺対策に関心があるのかどうか見えてきませんでした。
  >
  > でも今日、新政権の大臣・副大臣とお会いして
  > 僕たちは同じゴールを目指していることが
  > ハッキリと分かったのです。
  >
  >ならば、僕たちが成すべきことも明らかです。
  >
  > 大臣らと完全に同じ目標を共有できていることが分かった以上、
  > 国と共に力を併せて全身全霊をかけて対策に取り組むことです。

 あの日、フジノは新政権が自殺対策へ
 本気で取り組むのだと信じることにしました。

 そして、鳩山総理が1月29日の施政方針演説で
 「いのちを守りたい」と24回もおっしゃった時、

 安全圏からコメントするだけが仕事の
 テレビ番組の皮肉屋たちはこれを笑い飛ばしましたが
 フジノは「とても素晴らしい施政方針だ」と感じました。

 さらに今日配信された鳩山内閣のメールマガジンでも
 このように触れられていました。

 (鳩山内閣メールマガジン第20号より引用)

 > 一方、わが国では、1日に約90人、
 > 年間3万を超える人々が自殺で亡くなるという状況が
 > 12年間続いています。誠に痛ましい事態です。
 >
 > 私は、所信表明演説で、
 > 息子さんを自殺で亡くしたおばあさんの話をしました。
 > 自らいのちを断つ人が後を絶たない、
 > しかも政治も行政もそのことに全く鈍感になっている。
 > 私は、これを正していきたいと思います。
 >
 > 3月は、例年、自殺者数が最も多くなります。
 >
 > そこで私たちは、この3月を、政府として初めて
 > 「自殺対策強化月間」と定め、さまざまな悩みを抱える方々に対して、
 > それぞれの立場に立った施策を進めていくこととしました。
 >
 > そのひとつとして、「睡眠」を切り口としたキャンペーンを実施します。
 >
 > 疲れているのに2週間以上十分眠れていないのは
 > 「うつ」のサインだそうです。
 > 不眠に悩む人が近くにいたら、
 > 思い切ってお医者さんに診てもらうよう勧めましょう。
 > ハローワークや職場での心の健康相談にも力を入れてまいります。
 >
 > 自殺をめぐる問題は大変複雑ですが、
 > まずは身の回りの人たちへの心配りから始めてみませんか。
 > 不安を抱えた人に手を差しのべ、1人でも多くの人々のいのちを守る社会、
 > 支え合う社会にしたい、それが、私の切なる願いです。

 (引用おわり)


 フジノは完全なる無所属ですから
 民主党にも自民党にも関心はありませんし、支持していません。

 けれども、自殺予防対策に真剣に取り組んでくれるならば
 どんな党派の方であっても力を合わせて
 一緒に闘っていきたいと願っています。

 今回の政府のアクションは、大歓迎です。

 ひとりでも多くの救うことができるはずのいのちを守っていく。
 それが政治と行政の当たり前の仕事です。

 フジノも全力を尽くしていきます。

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