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「WRAP」と「中学校演劇発表会」との葛藤 [教育]

2009年7月25日(土)の活動日記その1-1)

● 「WRAP」と「中学校演劇発表会」との葛藤

 本当ならば今日は、名古屋へ出発しているはずでした。

 誰もが元気になれる為のツールとして
 精神保健福祉の世界でものすごく注目されるようになってきた
 『WRAP(元気回復行動プラン)』について

 初めて全国規模の大きな集まりが開催されるのですね。
 『第1回・全国WRAPの集い』です。

 精神保健福祉の向上が政策のメインであるフジノにとって
 WRAP(元気回復行動プラン)の素晴らしさを全国に広めていくことは
 ものすごく大切な活動です。

 特に、政治家フジノの2008年の目標の1つは、

 WRAPを広めていく!

 でした。

 これほど急速にWRAPが広まってきた現在の姿は、
 数年前には、想像できませんでした。

 (でも、数年中には必ずこうなると確信していました!)

 そんなフジノにとって、まさに第1回の集いはすごく大切な場です。

 全国でがんばってWRAPを作って利用してきたみなさまと
 直接にお会いすることができるのは
 とてもうれしく、とても貴重な機会だからです。

 でも、取っていた新幹線のチケットを
 キャンセルしました...。

 ずうっと大切に感じて参加し続けてきた
 中学校演劇発表会がまさに同じ日に行なわれることを
 実は、昨日のお昼に知ったのです。

 不登校・社会的ひきこもりのこどもたちへの支援をしている方から
 2005年に初めてお招きいただいてから、
 (http://www.hide-fujino.com/diary/2005/july4.html#050730

 2006年、
 (http://www.hide-fujino.com/diary/2006/july5.htm#060729

 2007年、
 (http://www.hide-fujino.com/diary/2007/july1.html#070728

 2008年、
 (http://www.hide-fujino.com/diary/2008/july5.html#080726

 と必ず参加してきました。

 毎年フジノは他のスケジュールをキャンセルしてでも
 そのステージを必ず観てきたということを知ってか知らずか

 昨日、議会事務局がわざわざ電話をくださって
 今年の演劇発表会が今日あることを教えてくれたのです。

 (本当にありがとうございます!こころから感謝しております)

 WRAPと中学生と、どちらを見届けたいのか、
 フジノの中にはすさまじい葛藤が起こりました。

 両方とも大切なのに、どちらかだけを選ばなければいけないのは
 本当に切なくつらいことでした。

 何故なら、どちらもフジノの人生にとって
 大きな意味を持つことだからこそ、政治家として関わってきたのです。

 招かれてただ来賓として行く、
 なんてことはもともと大キライなフジノですが
 これら2つの取り組みはどちらも自ら参加したくて行くものです。

 ●

 悩みに悩んだ末に、けさ、
 フジノは演劇発表会へと向かいました。

 政治家として何かを選ぶことに迷った時の
 フジノの判断基準は

 より数が少ない方へ、より弱い方へ、行くべきだ。

 です。

 WRAPはいまや全国大会を開けるほどになりました。
 もしかしたらフジノの役目は1つ終わったのかもしれません。

 (もちろん今後もこの国全体に広めていく活動を続けていきます!)

 けれども、公郷中学校相談学級の演劇の取り組みは
 多くの方々の力に支えられてはいるけれども

 ふとした瞬間に、例えば、キーパーソンが倒れてしまったりすれば
 無くなってしまうかもしれないと感じるのです。

 この素晴らしい取り組みがどんなことがあっても
 決してついえてしまわないように
 ずっと見守っていきたいと感じるのです。

 そして、会場であるはまゆう会館へ向かいました!

25atHamayu.jpg

 かつて僕も学校に行かれずに悩み苦しんだ日々があります。

 今この瞬間に同じ想いを抱いているこどもたちがいるならば
 僕はその想いに寄り添わせてほしいと願い続けています。

 さあ、今年もどんなすごい演劇を見せてくれるのか、
 ものすごく楽しみです!


 (次回へつづきます。)

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