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教育長との懇談会がついに行なわれました! [性的な多様性・LGBTI]

(2008年11月27日(水)の活動日記その2)

● 教育長との懇談会がついに行なわれました

 ついに今夜、横須賀市で初めての

 いわゆる性的マイノリティとされる方々と
 教育長をはじめとする行政担当者との懇談会が行なわれました。

 (これまでの経緯:http://www.hide-fujino.com/diary.htm#081023

 ざっくばらんな懇談とする為に
 プレスリリースなどは一切なしとさせていただきました。

 横須賀市からは、4名が出席しました。

   教育長(教育行政のトップ)、

   生涯学習部長(学校教育の責任者)、

   生涯学習課長(社会教育の実務責任者)、

   人権・男女共同参画課長(人権施策の実務責任者)

 です。

 そして、いわゆる性的マイノリティとされる当事者として
 10代後半から20代の若者6名が参加してくれました。

 さらに、お2人の方にも参加していただきました。

 『“共生社会をつくる”セクシャルマイノリティ支援全国ネットワーク』の
 代表である原美奈子さんと

 (http://kyoseinet.blog25.fc2.com/blog-entry-1.html

 『カミングアウト・レターズ』の著者である
 RYOJIさんです。

 (http://books.yahoo.co.jp/book_detail/31995078

 19時から21時まで
 約2時間にわたって、懇談が行なわれました。

 もともと2時間でお話が尽きるものではないテーマですし、
 フジノの仕切りがとても悪かったせいで

 参加してくれたみなさまにとって
 消化不良というか、
 もっともっと話したかったのではないか、と後悔が残りました。

 参加してくれた8名のみなさま。
 雨の中を横須賀まで本当にありがとうございました。

 また、教育長をはじめ、行政側のみなさま。
 市議会直前のお忙しい中を本当にありがとうございました。

 ぜひ、2回目、3回目と、この機会を続けていきましょう!
 どうぞよろしくお願いします!


● もっともっと『生の声』を!

 今日はオープンな場ではなかったので
 懇談会の内容も記すのは避けたいと思うのですが

 「横須賀市で初めて」というよりも
 全国的もこんな機会は本当に珍しいのではないかと思います。

 教育行政のトップと、人権施策の責任者がともに
 いわゆる性的マイノリティとされる当事者の若者たちの
 リアルな生の声を聴くために
 直接にお会いして懇談会を行なったのです。

 横須賀市の姿勢は、全国に誇れるものだとフジノは感じます。

 (他都道府県や他市町村で、こういう例がすでにあったら
  ぜひとも教えていただきたいです)

 初回ということで、お互いに緊張もあったと思います。

 でも、こういう機会がもっともっと増えていけば
 必ず現状は良い方向へさらに変えていくことができます。

 その為にも、どうかもっともっと生の声を
 フジノや横須賀市に届けてほしいのです。

 性的な多様性が存在するのは当たり前のことです。

 その多様性が保障されないで
 つらい想いや理不尽な体験をさせられているとしたら
 それは社会の側が間違っているのです。

 レズビアン、ゲイ、バイセクシャル、
 インターセックス、トランスジェンダー、などの

 あらゆる性的な多様性は、問題ではありません。
 その多様性を受け入れられていない現状の社会の側が問題です。

 これからも、政治・行政としてできることは何か、
 もっともっと考えて、そして、実行していきたいです。

 どうかみなさまの生の声を聴かせてください!
 よろしくお願いします!

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