SSブログ

ロブ@大月さんとの再会 [素晴らしき仲間たち]

(2009年10月21日(水)の活動日記その1)

● ロブ@大月さんとの再会

 あのロブ@大月さん(ノンフィクション作家/ライター)
 なんと今日わざわざ横須賀まで来て下さいました。

 あえて横須賀まで足をのばして下さったことに
 とても感謝しています!

 ロブさんとの出会いはかれこれ5年以上前になります。

 いつもながらフジノは気になる人のところへ
 どんどん押しかけていたのですが

 当時、どこの馬の骨とも分からないフジノを
 ロブさんは信頼して下さって、勉強会などに参加させていただきました

 今でこそ政治家フジノは
 世間で少しは知られるようになりましたけれども

 あの当時からフジノを信じて下さった方々というのは
 ロブさんをはじめ、本当に、ごく少数の方々だけだったと感じています。

 (例えば、浅野史郎さん、大熊一夫さん、竹中ナミさん、
  藤原和博さん、山井和則さん、などの尊敬すべき方々です。
  これらの方々への恩義は一生忘れません)

 そして、当時、ロブさんとは自殺の現実について、取るべき対策について、
 いろいろな意見交換をさせていただいたのでした。

 あれからもう5~6年も経ってしまいました。

 しかし、ロブさんとフジノの共通の課題である
 自殺の深刻さはむしろ増していく一方です。

 まだまだやらなければならないことは山積みになっています。

 ●

 お互いの近況報告をしながら
 フジノは変わらないロブさんの生き方にホッとしました。

 制度を変えたり新たに生み出すことができる『政治家』でありながら
 1人1人の個人の苦しみの声の相談を受け続けたいという想いで
 当時、フジノは活動をしていました。

 臨床心理学専攻を卒業して
 日本心理学会認定心理士ではあるものの、
 現在のように国家資格である精神保健福祉士は持っていませんでした。

 同業者である政治家の中には
 フジノに批判的な方もいて、

 「制度や条例を作ることができる立場になったのだから
  個人個人の苦しみに専念していてはいけない。
  それでは何の為に政治家になったのか分からないじゃないか」

 「ソーシャルワーカーのように個人の相談を聴くのではなくて、
  あなたは政治家なのだから政治家にしかできないことをやるべきだ」

 と言われることがありました。

 けれども、フジノは政策を扱いながらも
 1人1人を見捨てたくなかったのです。

 この姿勢が『中途半端』で『どっちつかず』だと言われたとしても
 それでもフジノは両方を取ることしかできなかったのです。

 そんなフジノにとって、ロブさんはお手本でした。

 世間や社会に対してルポルタージュや記事という形で
 現状を広く訴えたり問題提起をすることができる
 『ノンフィクション作家』でありながら

 同時に、今まさに死んでしまおうとしている方々や
 自傷をくりかえしてしまう方々に寄り添ってきたのがロブさんです。

 それはつまり、フジノが目指している
 まさに『両方やる』を実践してきたということなのです。

 これは、本当に苦しい作業であって、
 並みの人にはできません。

 外側から見ているフジノでさえも、
 ロブさんはきつそうだなあと感じることもありました。

 でも、やっぱりその両方を実践しなければいけないし、
 そうでなければウソだろ、という気持ちがありました。

 ずっとロブさんはお手本でした。

21withMrOhtsuki.jpg

 今も、変わらないお手本です。

 雨宮処凛さんの存在もそうなのですが、
 同世代の方々が対世間で大きな活躍をしていることは
 フジノにとってはとてもこころづよくて、

 まだ自分もがんばらなければいけない、と感じるのです。

 ロブさん、まだがんばろうと思います。
 お互いに生きのびていきましょうね...。

 今日は本当にありがとうございました!

共通テーマ:日記・雑感

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。